この実行委員会は、1972・1976～1985・1992・2002・2007・2012まで15回事業を実施している。年度ごとに実行委員会の名称は異なるが、特に1982年は、自由民権運動喜多方事件から100周年にあたり、喜多方市が中心となり、さまざまな事業が行われた。また、2012年（平成24年度）には、喜多方事件から130周年の節目の年にあたることから、「自由民権運動喜多方事件130周年記念事業実行委員会」と称し事業を行った。2013年（平成25年度）は「自由民権運動喜多方事件記念事業実行委員会」として活動を行っている。
実行委員会では、明治前半に起こった民主主義の原点ともいわれる自由民権運動の一つである「喜多方事件（一般には福島事件と呼ばれている）」について研究し、一般市民を対象に事件の啓発・継承に努めている。

これまでの実行委員会の活動実績は上記設立以来の主な活動でも述べたとおり、1972年から2012年（平成24年度）までに15回にわたって実施されてきた。2012年に実施された「自由民権運動喜多方事件130周年記念事業実行委員会」では、①記念講演会・シンポジウム、②関連史跡見学会、③関連史跡説明板設置、③「喜多方事件」資料展示、④市内中学生・高校生を対象とした「作文・小論文コンテスト」、⑤中学校への講師派遣（喜多方事件についての概要解説）、⑥記念事業収録刊行などの事業を行うとともに、「喜多方事件」を題材とした朗読劇の後援などを行った。なお、作文・小論文コンテストにおいては、厳正な審査の上、優秀者を表彰し賞状と記念品を贈った。また、平成25年度は名称を「自由民権運動喜多方事件記念事業実行委員会」とし、①市内中学生・高校生を対象とした「作文・小論文コンテスト」、②講演会、③関連史跡見学会への講師派遣（市教育委員会事業）、④先進地視察研修などを行っている。

本実行委員会は、年度ごとに結成されており、その都度名称を変更している。ここでは、2013年（平成24年）時の名称を用いている。

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