富山県や富山市を中心に県内全市町村、精神保健・医療・福祉関係者、一般市民からの支援を受け社会福祉法人が設置運営する、親病院を持たない社会復帰施設モデル施設として平成９年４月開設、県内全域を利用の範囲とし、生活支援や就労支援などの多機能な訓練、地域交流に取り組んでいる総合的施設。
平成１９年４月より障害者自立支援法のサービス体系を取り入れ、相談支援センター、生活支援センター、就労支援センターとして再編。

○相談支援センター
・指定一般相談支援事業所…相談支援に加え、障害者支援施設や病院等に入所・入院している方が、地域生活で移行するための支援を行う。また、居宅において単身で生活している方等の常時の連絡体制の確保や緊急時の支援を行う。
・指定特定相談支援事業所…基本相談に加え、障害福祉サービスの支給決定又は支給決定の変更前に、サービス等利用計画案を作成や事業所の紹介等を行う。
・地域活動支援センター1型…サロンでの居場所の提供や創作的活動（映画上映・レクリエーション・当事者活動・クラブ活動等）、日常的な生活支援を提供し、地域での生活を応援する。
・日中一時支援事業…地域で生活する方が、家族等の都合により在宅におけるお世話が困難になった場合、または私的事由により休息を希望する場合に、一時的な日中活動の場を提供する。
○生活支援センター
・グループホームゆりの木…自分なりの自立した生活を送りたいと希望する方が、入居しながら生活体験を通して、健康維持、食事作り、洗濯や人付き合いなど、生活するうえで必要な力を身につけていくことを支援する。
・自立訓練（生活訓練）事業所…自立した地域生活を営む為に各種講座を開講し、日々の生活に自信が持てるよう支援する。（講座内容：健康や金銭の管理について、調理実習など）
・短期入所…地域で生活する方が、家族等の都合により在宅におけるお世話が困難になった場合、または私的事由により休息を希望する場合に、短期間の入所サービスを提供する。
○就労支援センター
・就労移行支援事業所…一般就労等を目指す方に作業や企業における実習等を行い、知識や能力の向上を図りながら就労支援を行う。また就労後の職場定着のための支援も行う。
・就労継続支援事業Ａ型…雇用契約を結び、対人関係の改善や健康管理等に取り組みながら、就労の機会を提供する。また、就労に必要な知識・能力の向上を支援する。
・就労継続支援事業Ｂ型…就労移行支援事業を利用したが雇用に結びつかなかった方や、年齢や体力等の面で心配な方、もっと自信をつけたい方に、生産活動の機会を提供し、日常生活における相談支援も併せて行う。

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