「この町に在宅障害者はつくるまい」「どの子にも人としての生きがいを」という活動方針の下、南河内で最初の無認可作業所を開く。社会福祉法人の授産施設の開設で利用者が全員移動したことに伴い無認可の作業所は閉鎖する。その後、授産施設の定員が満員となり、学卒障害者の進路が閉ざされたため、無認可作業所を再開する。その後利用者が増え続けていくため、法人施設を作ろうという気運が高まり、2001年10月、社会福祉法人あおぞらの会を設立する。翌年4月、あおぞら作業所を開設する。その後、ケアホームの開設を行い、3つのケアホームを運営する。2011年10月に新法に移行して、多機能型事業所、ライフサポートあおぞらに名称を変えて、生活介護、就労継続Ｂ型のサービスを展開する。
代表者は民間企業で２５年間勤務し、その後会社を設立する。社会福祉法人あおぞらの会設立当初から地域代表（町内会長）として理事に就任し、その後理事長に就任する。現在は河内長野市防犯協会会長を務め、人権協会の役員も兼任している。

社会福祉法人あおぞらの会は、多機能型事業所ライフサポートあおぞらと共同生活介護事業のあおばの家を運営している。ライフサポートあおぞらでは、生活介護事業、就労継続Ｂ型事業、就労移行事業を行っている。生活介護事業では、介護が必要な利用者のニーズに応じて、食事、排せつなどの介護、日常生活上の支援や軽作業などの生産活動、創作活動の機会を提供している。就労継続Ｂ型事業では、就労経験者で年齢や体力の面で雇用されることが困難になった利用者や試行の結果、企業の雇用などが困難と判断された利用者のニーズに応じて、就労の機会や生産活動の機会を提供している。就労移行事業では、一般就労を希望する利用者のニーズに応じて、事業所における作業活動の提供、企業実習や適性にあった職場さがし、就労後の職場定着支援を行う。共同生活介護・援助事業では、地域で生活を行う利用者の支援を行い、自立した生活が送れるようにしていく。

法人設立当初の「この町に在宅障害者はつくるまい」「どの子にも人としての生きがいを」という活動方針の下、定員も拡大しながら出来る限り支援学校の卒業生及び利用希望者を受け入れることが出来る体制を整える。また、地域に根ざした施設にするために今後グループホームの開設を視野に入れている。

実績なし

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