平成１２年４月に介護保険制度が制定され、福祉サービスが措置制度から利用者とサービス事業者が契約により、サービス提供する仕組みに大きく変わった。
　少子・高齢化社会を迎えるにあたり、美唄市の福祉サービスの現状、住民ニーズなどを把握したときに、サービスの充実が必要不可欠と感じ、同年１２月、法人設立発起人会を立ち上げ、設立に向けての準備委員会を重ね、平成１４年６月に北海道知事より設立許可、同年１２月に軽費老人ホームケアハウスハーモニー（定員５０名）を開設。
　市内の特別養護老人ホームの待機者は多く、地元の特養に入所できない利用者は、市外の施設に入所せざるを得ない状況にあり、住み慣れた地域で過ごすことが困難な状況でした。
　そのような住民ニーズに応えるべく、平成１９年４月特別養護老人ホーム泰康（定員３１床）を開設、併設事業所として短期入所者生活介護事業所、通所介護事業所、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所を開設した。同時に、市民の憩いの場として「たずさえパークゴルフ場」をオープン。
　また、平成２１年９月、特別養護老人ホーム泰康を本体施設として、地域密着型特別養護老人ホームかなで～るを開設、平成２６年４月、同じくサテライトの地域密着型特別養護老人ホーム東明かなで～るを開設した。
　美唄市は、高齢化率39.0％と近隣市町村に比べ高く、今後も高齢者人口は増加傾向にあります。誰もが住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、高齢者福祉増進に努めてまいります。

■軽費老人ホーム　ケアハウスハーモニー（定員５０名）
平成１４年６月開設。
　平成１７年４月から特定施設入居者生活介護事業所の指定を受け、介護が必要になっても引き続き生活ができるよう職員体制を整え、サービス提供を行っている。
　現在では、５０名が特定入居者生活介護事業所と契約締結して、自分らしい生活が送れるよう、健康面、生活面全般においての支援を行っている。
　また、季節に合わせた行事を企画し、楽しめる機会を提供するとともに入居者の自主性を尊重した取り組みを行っている。

■特別養護老人ホーム泰康（３１床）
平成１９年４月開設。
　季節ごとに行事を企画、外出行事やレクリェーションにも積極的に取り組み、入所されている方が、楽しみや笑顔で生活ができるよう努めている。

■短期入所生活介護事業所　泰康（６床）
　特養の併設事業所として、在宅介護者の介護負担を軽減を図っている。本人、家族が安心して利用できるよう努めている。

■通所介護事業所　泰康（定員１２名）
平成１９年４月開設。
　特養の併設事業所として、月～土曜日、開設。
　小規模でサービス提供しているため、家庭的な雰囲気の中、様々な行事、レクリェーションを通じて介護予防などに取り組んでいる。

■居宅介護支援事業所　泰康
　在宅サービス利用者の計画作成を担う。自分らしい生活が送れるよう本人、家族と調整を図り計画作成を行っている。

　その他、災害発生時における福祉避難所として美唄市と協定を結び、在宅の身体が不自由な方、妊産婦及び乳幼児など特別な配慮が必要な方の受け入れ施設として位置づけられている。
　また、災害発生時には地域住民との協力体制を確立し、施設行事などを通じて地域住民と交流を図っている。

実績なし

無