当法人は前述の通り平成26年8月21日に法人格を取得したばかりですので団体としての活動実績はありません。しかし、理事長の依田範之は30年近く特別支援学校で教鞭を執り、その長年の経験を活かして、一人一人の能力を最大限に発揮できる支援を行うことが可能であり、相談支援専門員の依田みきは視覚障害者であるため障害当事者目線で綿密なサービス等利用計画を作成することが可能です。以上の経験を生かし、平成27年度4月より会津若松市を中心に障害者総合支援法に基づく相談支援事業と平成28年4月より生活介護事業所を開所いたしました。

相談支援事業の必要性は、会津若松市役所障がい者支援課、会津保健福祉事務所障がい者支援チーム等に出向き、地域における社会福祉の現状を十分に調査、収集、分析した上でのものです。特に計画相談支援は平成24年4月の改正自立支援法施行により新たな制度として開始されましたが、全ての障害者を対象としているサービス等利用計画の作成は全国的に滞っています。そのため、行政側からも早急に事業を進めてほしいとの意見も頂いています。
平成28年4月に開所した生活介護事業所あすかでは、入浴、食事、排せつなど生活するために欠かせない習慣を支援すると共に、社会に貢献でき健康で長生きのできる心と体力を養うことを目標とし、日々知的に障がいを持っている方たちを支援しています。現在、会津若松地域では知的に重度と言われている方たちの日常生活向上の支援は十分とは言い難く、多くの知的障がいの方やそのご家族が生活介護事業所あすかの理念や目標に賛同し多くの方が利用されるまでに成長いたしました。

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