平成１６年当時、市内には特別養護老人ホームやグループホームなどの比較的介護度の高い方の老人福祉施設は開設されていましたが、自炊できない程度の身体機能の低下等が認められるか、高齢のため独立して生活するには不安がある方で家族による援助を受けることが困難なかたの受け皿となる施設がなかったことから、高齢者の方が自分の生き方を選択する幅を広くすることが必要との考え方で、平成１８年４月にケアハウスを開設したものであります。入所定員は５０名でありますが、開設以来、概ね９５％以上の入所率で推移しており、入所者やご家族の意見を取り入れながら、より快適な生活空間となるよう努力してまいりました。
　代表者は、社会福祉法人慈光園の理事長櫻修二であります。代表者の略歴ですが、平成２年３月に武蔵工業大学経営工学科を卒業し、同年４月に北海道拓殖銀行に入行し、平成７年３月に同行を退職しています。平成７年４月に共創技建株式会社に入社し、平成１７年６月に同社の代表取締役社長に就任し現在に至っています。一方、社会的な活動として平成１３年１０月に社会福祉法人慈光園の理事に就任し、平成２０年５月に同法人の理事長に就任し、現在に至っています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）を運営しており、定員は５０名ですが、現在、特定施設入居者生活介護及び介護予防特定施設入居者介護の北海道の指定を受け、要介護の方、要支援の方、自立の方が同じ施設内で生活しています。居室は全て個室を用意しておりますが、食堂及び談話室のある１０名毎の共同生活室が５か所あります。
　施設の運営に必要な施設長、生活相談員、介護員、看護師、栄養士、嘱託医及び事務職員を配置し、介護サービスの必要な入居者には介護支援専門員の資格のある職員が入居者やご家族の要望を反映した施設サービス計画を策定し、計画に基づいて、主に食事、排泄、入浴等の介助や生活相談などの介護サービスの提供を行っています。
　また、施設内での入居者の日常生活にアクセントをつけるため、季節感のある行事をできる限り多く企画し、入居者はもとよりご家族も参加して楽しんでいただいております。
　さらに、地域のボランティアの方々の訪問も広く受け入れており、入居者が憩いの楽しいひと時を過ごせるよう努めています。

社会福祉法人慈光園は、昭和６１年に法人格を取得し、札幌市で保育所を経営しておりましたが、保育所のほかに、平成１８年４月に隣接市の北広島市に「ケアハウスきたひろしま」を設立し運営しており、ここに入力した内容は「ケアハウスきたひろしま」のものであります。

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