徳洲会グループとして、株式会社徳洲会を設立母体として、新規に「社会福祉法人　大阪愛心会」の設立。
徳洲会グループは医療はもちろん、福祉の分野でも全国に多数の社会福祉法人を所有し、高齢者、障害者福祉において地域社会への貢献に全力で取り組んでおります。大阪府八尾市久宝寺地区の八尾徳洲会病院跡地の活用において、地域住民の皆様より福祉施設開設の強い要望を受け、実現しました。

代表者　酒井敬　略歴
八尾徳洲会総合病院　顧問
八尾市介護保険事業者連絡協議会　会長を１２年間努める。

ユニット型特養５０床
ユニット型ショートステイ１０床
デイサービス４０人定員
地域包括支援業務

当施設はサービスを開始して、この9月で3年になる。運営している事業は、第一種社会福祉事業として、特別養護老人ホーム、第二種社会福祉事業として老人短期入所事業、老人デイサービス事業、公益事業として地域包括支援センターである。新規社会福祉法人として、この間全力疾走に近い状態で運営してきた。利用者様へのサービスの提供、職員のスキル向上に注力したが満足のいくものではなかった。
当施設の理念
①利用者様の尊厳を守り、安全に配慮しながら、安心した生活の場を提供します。　
②利用者様に愛され、信頼される施設作りを目指します。　
③利用者様の暮らしを支える職員として介護技術に習熟し、熱い心で接します。　
④地域の方々との交流を積極的に行い、親しまれる施設作りを目指します。　
⑤自由に話し合える人間関係を作り、チームワークのとれた職場作りを実施します。
となっており、この3年間を総括し、この理念に沿った今後のビジョンを作成し実施していくつもりである。
特別養護老人ホームに関して、利用者様に終の棲家として住んでいただくためのハード面の工夫が十分でないと感じている。また、利用者個々のリズムに合ったサービスも始まったばかりである。また、安心して暮らしていただくためには、利用者様の健康管理が一番重要と考えている。体調変化をできるだけ早く発見し、重症にならないうちに適切な処置をとる。また、介護士の医療知識の向上や、看護師との連携の強化も図りたいと考えている。ケースカンファレンスを開き、利用者様の心身の健康に関わっている者の情報共有を推進したい。将来的には、看護師を24時間配置したいと考えている。また、徐々に低下してくる機能を回復するため、理学療法士の配置も考え、肉体的に衰えていく機能をできるだけ維持するために、リハビリができるようにしたい。
ショートステイに関しては、現在10床しかないが、概ね7割の利用状況である。家庭で介護しておられる家族のサポートができる施設として、地域のケアマネージャーとの連携を密にし、必要なときに使っていただけるよう対応していく。
デイサービスに関しては、家族介護を少しでも長く続けてもらえるよう、利用者様の身体機能の回復に力を入れるとと共に、医学的処置がなされているような方も利用して頂けるサービスにする。
地域包括支援センターでは、地元の方々と積極的に関わって、高齢者をめぐる様々な課題に取り組み、気軽に相談してもらえるような仕組み作りをする。
当施設で一番の問題は、優秀な人材を確保することである。人材の確保がままならない状況ではあるが教育計画を作成し、地道に人を育てて生きたい。職員のサポート体制を充実し個々の目標管理を導入、適正な評価ができる体制としたい。モチベーションを持って働ける職場を作る。

実績なし

無