2012年1月に福島県南相馬市で、子どもたちのための活動をしているNPO法人「フロンティア南相馬」の代表理事・草野良太さんと知り合いました。彼らは、福島第一原子力発電所の事故の影響で、屋外で自由に遊ぶことができない子どもたちに、「遊びと学びの場」を提供しようと、奔走していました。そして2月に、南相馬市の子どもとその保護者100名を「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に招待し、思い切りプールで遊び、水泳教室を実施することを聞きました。

私たちは、普段、東京を中心に雑誌やHPの制作を行っています。そんな私たちに協力できることはないかと考えた際、「参加する子どもたちの写真を撮り、帰るときまでにプリントしてプレゼントすることができる」との思いました。それは、その1月に南相馬市を訪れた際、遺留品保管所にお邪魔したのですが、そのときに「写真」がいかに被災者の方々の思い出になっているからを痛感したから、ということもありました。

そして2月の時点では、我々と以前よりお付き合いしていただいた株式会社キヤノンさまにも一部協力いただき、約60家族のみなさまに写真合計500枚ほどをプレゼントさせていただきました。

この企画は、好評となり、2012年5月に「フロンティア南相馬」さんが行った同企画でも同じく写真プレゼントを実施。さらに今年8月に予定されている、やはり「フロンティア南相馬」さんの同企画でも実施予定です。

また、この企画を通して、現在、南相馬市とともに、遺留品を写真に残し、それをデータベース化するプロジェクトも進めています。前述の通り、我々は今年1月に南相馬市の遺留品保管所を訪れたのですが、その時点で、同所が今年3月を持って閉鎖されるとの話を伺いました。それに際し、遺留品が倉庫のように格納され、市民の方々が探しにくい状況になるとのお話を伺いました。そこで、遺留品のすべてを撮影し、それをデータベース化するプロジェクトを立ち上げ、現在、南相馬市と調整しながら、制作中です。

また、さる6月1日には、南相馬市立石神中学校にて、「職業体験特別授業」を実施しました。これは、周辺の経済状況が停滞していることから、本来、中学2年で実施される「職場体験」ができない、という話を伺い、「カメラマンやデザイナー、コピーライターのことは話せる」という我々の体験から実施されたものです。

というように、我々は現在、福島県南相馬市および福島県内において、「写真」をキーワードとした支援活動を行っています。

代表:長嶋浩巳
1964年11月4日生。
有限会社IGNITION代表。編集者・ライター・コピーライター。

福島県南相馬市における、子どもたちのための活動をされているNPO法人や個人へ、「写真」を通したサポートを行っていくこと。

2012年1月に福島県南相馬市で、子どもたちのための活動をしているNPO法人「フロンティア南相馬」の代表理事・草野良太さんと知り合いました。彼らは、福島第一原子力発電所の事故の影響で、屋外で自由に遊ぶことができない子どもたちに、「遊びと学びの場」を提供しようと、奔走していました。そして2月に、南相馬市の子どもとその保護者100名を「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に招待し、思い切りプールで遊び、水泳教室を実施することを聞きました。

私たちは、普段、東京を中心に雑誌やHPの制作を行っています。そんな私たちに協力できることはないかと考えた際、「参加する子どもたちの写真を撮り、帰るときまでにプリントしてプレゼントすることができる」との思いました。それは、その1月に南相馬市を訪れた際、遺留品保管所にお邪魔したのですが、そのときに「写真」がいかに被災者の方々の思い出になっているからを痛感したから、ということもありました。

そして2月の時点では、我々と以前よりお付き合いしていただいた株式会社キヤノンさまにも一部協力いただき、約60家族のみなさまに写真合計500枚ほどをプレゼントさせていただきました。

この企画は、好評となり、2012年5月に「フロンティア南相馬」さんが行った同企画でも同じく写真プレゼントを実施。さらに今年8月に予定されている、やはり「フロンティア南相馬」さんの同企画でも実施予定です。

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