昭和57年　社会福祉法人明秀福祉会設立認可。宜野湾市に「さつき保育園」定員60人を開園。
平成14年　宜野湾市からの児童福祉施設補助金（少子化対策補助金）交付により、園舎増築工事を実施。定員60人から90人に変更
平成17年　宜野湾市の要請に基づき待機児童解消の目的で、さつき保育園本園の近くに「さつき保育園分園」定員45人を新たに開園。
平成21年　平成14年度児童福祉施設補助金（少子化対策補助金）で増築した園舎と隣接して、国、県、市補助金によるさつき保育園本園の改築工事を実施。定員90人から135人に変更。
平成25年　中城村に、沖縄県初の社会福祉法人による認定こども園「中城みなみ保育園、みなみ幼稚園、みなみ学童クラブ」を開園。保育園の定員135人、幼稚園90人、学童クラブ50人。

(1)さつき保育園、さつき保育園分園、中城みなみ保育園、みなみ幼稚園での保育の取組
　「明るく元気な子、思いやりのある子、よく考える子」の保育目標を達成するため、下記の保育業務を行っております。
①　音体教育
　音楽と体育の両方を合わせた心身融合教育で、未満児には、集中力を養うたたずまい（正しい呼吸法と瞑想）教育、３歳以上児にはさらにマーチング・マスゲームの演奏・演技を指導しています。
②　文化交流事業
　アメリカ人講師による英会話指導で英語に親しみその基礎を築くと共に、米軍基地内の子ども達のと交流をとおして、日本の伝統文化、アメリカの伝統文化の相互理解を深めていくことを目的としています。幼稚園では、英語のほかに中国人講師による中国語の指導も行っています。
③　サッカー指導
　３歳児以上児の運動機能を伸ばし、体力の向上を図るため、県内のプロサッカーチーム「ＦＣ琉球」の元選手によるサッカー指導を行っています。
④　沖縄の伝統文化の継承
　沖縄の伝統文化である、琉舞やエイサーを専門家が園児に指導しています。
⑤　自然とのふれあい
　（植物とのふれあい）保育園園庭などで花や木の植栽、野菜や果物を園児とともに栽培するなど収穫も含めて土や植物とのふれあいを楽しんでいきます。
　（動物とのふれあい）ウサギや亀、小鳥を飼い、触れ合うとともに、与那国馬に乗馬、えさやりを通して園児達が動物と親しむ習慣を身につけることができるよう実施しています。
⑥　特別保育事業
　延長保育、一時・特定保育、障がい児保育、子育て支援センター事業を実施し、親子の支援を図っています。
(２)放課後児童クラブ（学童）の実施
　幼稚園から小学生までの生徒を受け入れ、学習、スポーツ、野外活動等により生徒たちが楽しくのびのびと活動できるよう実施しています。

今後の活動の方向性
①　就学に向けての園児の集中力強化の取組
　幼稚園、保育園を終了し小学校へ入学すると、園児達は、勉強中心の生活にシフトされていきます。このため、幼稚園、保育園でしか体験することができない遊び、学習などを数多く取り入れ、園児達の自主性を向上させること及び何事にも興味を持ち、集中していけるよう音体教育等をとおし園児達の集中力強化を図っていきます。
②　世界に羽ばたく人材の育成　
　外国との文化交流をとおし、英語、中国語の習得に繋がる機会を数多く設定し、園児達が将来海外に目を向けていけるような環境づくりを推進していきます。
③　「さつき保育園分園」を第２保育園に昇格し定員を増加し、待機児童解消を図る。
　現在さつき保育園分園は60人の定員ですが、宜野湾市は待機児童が多いため、地域住民、国や県からも定員増の要望が出されています。このため、今後は宜野湾市とも協議し、分園の第２保育園化に努めていきます。

特になし

無

0名

0名

0名

 

 

 

平成２６年１月３０日　改善命令（定員の見直し）
沖縄県により、ここ２年度間、定員の120％以上の状態にあるので、市の保育主管課と調整し、定員の見直しを図るよう指導を受けた、平成26年度内で定員変更申請の手続きを行う予定である。