昭和５１年、無認可の産休明け乳児保育所として地域の父母の要望により開始する。
保育所入所希望が多く、手狭で不十分な設備を改善すべく法人を設立し、昭和５５年４月、現在の場所に産休明け乳児保育所を運営する社会福祉法人として認可を受け、保育所の運営にあたる。
平成１２年４月、分園を設置し、幼児までの保育所（定員８０名）となる。平成１４年子育てひろば、病後児保育用施設を建設し、平成１５年６月「子育てひろばたつのこ」を開所して、一時保育、病後児保育地域子育て支援事業を開始した。
平成１８年４月、西東京市立みどり保育園、平成２３年４月西東京市立そよかぜ保育園の運営を受託し、現在に至る。

子供の健やかな発育、発達を最優先の課題として保育に取り組んでいます。子どもが主人公になり、大きい子も小さい子も、障害のある子もない子も、誰もが自分を発揮し、心を弾ませて仲間と共に遊び、生活できることを願い、外遊びを中心に、「食う、寝る、遊ぶ」を大事にした保育活動を行います。
また、給食については、アレルギーのある子への配慮も合わせ、献立を工夫し、加工食品や添加物の入ったものは使わず、新鮮な季節の素材を使って「食」の大切さを子どもたちにと一緒に考えます。
また、保護者の様々なニーズを的確に捉え、話し合いを通じて保育園と保護者、相互の理解を深めていくことも重要であると認識しています。
これらを主眼におきながら、子どもたちの実際の体験を基本に据えて様々な活動を行っています。
具体的には、
《園外活動》
①清里のキャンプ施設をベースに、3泊4日の中で山歩き、身辺整理、仲間との助け合い・育ち合いを体験しています。
②遠出のお散歩で広い公園や川遊びなどに行き、のびのびと遊ぶ体験を重ねる。
《食育活動》
①田んぼ　保育園が田んぼをお借りし、田植えから稲刈り、脱穀まで行い、年末の餅つきでは収穫したもち米をついて収穫を喜び合う。
②子どもの日の会では、元気に泳ぐ鯉を捕まえ、その後には鯉を捌いて食す。命を頂くこと。
③秋には鮭を捌いて、チャンチャン焼きにして食べるなど、普段の営みが命を頂くことであることを知る。
《育ち合い》
子どもの同士の育ち合いを大切にしている。幼児期になると、子どもは友だちとの関係で大きく育つ。友だちの頑張りに勇気づけられて自分も頑張る事ができた。自分が通ってきた道だから、頑張る友だちを応援できる。そんな育ち合いのため、法人内はもとより、他園との交流の機会を多く持ち、色んなお友だちと関わる中で、成長を促し・見守っている。
《地域子育て支援》
親子遊ぼう会という親子参加型の遊び行事を地域の子育て家庭にも開放しています。
・どのように子どもと接したらいいのか分からない。
・子どもとどんな風に遊んだらいいのか分からない。
・遊びにおけるお父さんの役割は？
などについて、実際の遊びを通じて子育て世帯に伝えています。特に、保育園等を利用していない保護者は子育てが密室化してしまいがちで、悩みを抱え込んでしまうケースも少なくありません。このような家庭が他の保護者と繋がり、安心して子育てができるよう支援しています。

実績なし

無