障がい者、高齢者、福祉

この社会福祉法人は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して、総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、次の社会福祉事業を行う。
（１）第一種社会福祉事業
　　　特別養護老人ホーム緑風園の経営　
（２）第二種社会福祉事業
　　　老人短期入所事業緑風園
　　　福祉ホーム（知的障害者福祉ホームさくらの里）の経営
　　　地域活動支援センター（さくら工房）の経営

高齢者と障害者と健常者の接点や協同をどのようにして増やしていくかに重きをおいています。
　現在、特別養護老人ホーム緑風園では、発達障害を持った子供たちの支援として、お仕事体験の活動をサポートしています。
　また、障害者施設である地域活動支援センターさくら工房のご利用者による活動を、特別養護老人ホーム緑風園とその協力病院である医療法人社団松和会・小板橋病院にてサポートしております。介護保険や医療保険という大きな制度を使って、他の制度である障害者の支援を行うことができればと考えております。

特別養護老人ホーム緑風園は、2013年10月より「ぷれジョブまつど」という活動に参加しております。ぷれジョブとは、無償のボランティアによる活動で障害のある子供たちが地域のジョブサポーター（ボランティア）と、地域の企業で半年間（1週間に1回1時間）、お仕事を体験する地域活動です。参加する子供たちは、小学校5年生程度から高校3年生程度までの障害のある子供たちです。
　特別養護老人ホーム緑風園は、活動初年度の2013年10月より、毎回参加しており2016年6月現在も活動しております。
　また、この活動には月1回定例会があり、その場を通じていろいろな方との交流の輪が広がりました。養護学校の先生、障害者就労支援に携わる方々、障害を持った子供たちとそのご家族、松戸市役所の方々、ジョブサポーター（ボランティア）の方々、地域にてお店を構える経営者の方々です。
　活動初年度から比べると、少しづつ活動規模が広がってきてはいますが、昨年度は、ジョブサポーター不足が大きな課題となり、この活動に参加したいという新たな子供たちが結果、参加できませんでした。この課題を克服すべく事務局の皆さんを中心に、大学等の学校での説明を行いジョブサポーターの参加、協力を求めています。当法人と致しましても、松戸市特別養護老人ホーム連絡協議会にて活動を紹介し賛同を得ており、参加できる子供たちが増えた際もサポート企業としてバックアップできる体制をとっています。
　ぷれジョブまつどの活動方針には、ボランティアさん、参加する子供たちとそのご家族、サポート企業も無理せずに行っていくという方針があります。その方針とともに、ずっと続けていくという方針も掲げられています。これからも、参加させて頂ける喜びをもって続けていきます。

平成27年8月に、松戸市介護人材育成のための事業業務委託契約を松戸市と行い、公共職業安定所を通じて無資格者の資格取得のため、非常勤として雇用し資格取得の支援を行い、資格取得後は、双方の合意により雇用へと繋げていくという松戸市の事業に参加致しました。

4月

全国老人福祉施設協議会：126,000円
千葉県社会福祉法人経営者協議会：40,000円
千葉県高齢者福祉施設協会：68,600円

特別養護老人ホーム緑風園　施設長

認定なし

 

その他

実施済み