理事長は、イベント会社や派遣会社を経営しておりましたが、その中で自身の親族に自閉症児がいる環境を振り返って、障がい児を持つ家族からの観点からしか出来ないこともあると考え、同法人を立ち上げました。誰もが必要とするものに携わることで、地域や社会に参加することができ、必要とされる仕事を作り出していけるという思いから、「食事」に着目し、事業内容を「お弁当の製造・販売」にしました。配達等は行わず、店頭販売のみの営業から始め、今は１日２０食程度の販売をしています。障がい者本人が店頭に立ち販売を行っていますが、地域の方からも声をかけていただけるようになり、支えられています。今はお弁当の製造・販売に加え、他法人と共同で商品を開発していこうと考えているところです。

就労継続支援A型事業所で障害者の就労支援を主な業務としています。ここの事業所では、誰もが必要とするものに携わることで、社会にも参加でき、必要とされる仕事として続いていく、という観点から、「食事の提供」に着目し、お弁当の製造・販売を主な業務にしています。お弁当の製造は一から手作りで、それぞれ役割分担をして行っています。また、販売も障がい者自ら店頭に立ち販売もしています。お弁当の製造・販売に関わるものは自分たちで行っていくことにしており、割り箸の袋詰めなどの軽作業もこの事業所では行っています。

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