子ども、障がい者、福祉、地域・まちづくり、環境・エコロジー、男女共同参画、就労支援・労働問題、助成活動

児童福祉法に基づき当法人の理念「やさしさとたくましさ」の精神をもって、下記の3点を柱とし、乳幼児の教育と福祉を積極的に推進するように努める。
1.子どもの尊厳　　2.大人の責務　　3.やさしい園づくり

健康保育を中心に家庭的雰囲気の中で集団保育を生かします。「三つ子の魂百まで」の諺の通り、
まずは3歳までの育ちを大切にし、3歳児以上はこの基本にたって活動の広がりと充実を図ります。子どもの心身から湧き出る躍動に共感しながらも、片やじっくり落ち着いて物事を知る環境を整え、集中力や意欲、感性を大事にした保育を致します。

平成24年度　さいわい福祉会（二園の保育園）の新しい取り組みや充実できた5項目について

1.野ばら保育園の増改築工事中の保育について
24年度秋～3月末まで野ばら保育園の増改築工事が行われた。工事中の事故もなく、保護者・ご近所の協力を得て駐車場等のトラブルもなく完成時までスムーズに過ごすことが出来た。未満児ゾーンの園庭が工事の為、砂場コーナーを残して閉鎖になったが、大きい園庭を有効に使い、のびのび遊ぶ。各保育士一人ひとりがその時にできる工夫をし、お互いに協力しながら保育・教育につなげた事が職員の学びや保育にプラスとなった。又工事中の様子（工事の人、工事車等）が間近に見れて良い社会体験が出来た。地鎮祭の体験（年長児全員参加）や工事の人（職人・大工さん）に園児がインタビュー等、建設中ならではの保育や教育にもつなげられた。これからも職員同士の前向きな工夫、協力心で25年度の職場づくり、より豊かな保育へつなげていく。

2.職員の研修の充実
①安田式運動あそび（外部講師による）年3回実践研修し、夜は園内研修をして全職員に保育の充実を図る。
②毎朝のリズム運動では、毎日少しずつすることで体と心の軽快な動きやしなやかさを作り、大人も子どもも心地よい朝のスタートがきれている。
③3歳未満児の園内公開保育研修
0歳～3歳までの年齢の6クラス（ひよこ・りす・うさぎ・れんげ・つくし・たんぽぽ）は年に3回公開をし、お互いの園のクラスの環境及び保育を観し、より良くなるためにミーティングをした。一人一人を大切にする担当制を中心とした保育の中で、子どもとのかかわり方、声のかけ方、お世話の仕方、遊びの助長など、信頼関係を築きながらも子どもとの距離を考えながら、子ども一人一人がうれしく自立に向かう保育の学習をした。自分の保育を客観的に見てもらうと、課題がよく見えてくる。各職員は前回の反省を踏まえて一歩づつ向上していく過程も見えてきた。

3.危機管理の充実
・ヒヤリハット、年間感染病、健康・衛生状況を各クラス毎月あげ、年間通しての事故や病気の傾向を全職員で周知できた。これを次年度に生かす。
・園舎内・園庭のヒヤリハットマップを作成して全職員周知する。

4.自己肯定感を育む保育について学習
「自己肯定感を育む保育の実践」をテーマとし2園の職員全員（パートも含む）が園内研究につなげていく。この学習は心の保育の学習となり、抽象的で難しい部分も多かったが、クラスの子ども達を通して、より実践的に取り組み、いくつかの事例も出すことが出来、良い結果が出たことはうれしいことである。何よりも大人も子どもも自他共に肯定的プラスに見る視点を大事にすることが多くなったことがよかった。

5.（野ばら保育園と野ばら第二保育園の）年長児の交流保育の充実
両園では以前からプラネタリュウム鑑賞、えんそく、消防署見学など合同で取り組み交流をしてきたが、もう一歩踏み込んでそれぞれの園を訪問して一緒に遊び（わらべうた・集団ゲーム等）、自己紹介などの発表、一緒に会食、交通機関を使って交通ルールを知るなど、年長児の行動や体験の広がり、仲間関係の深まりなどを図った。保護者からも喜ばれ、感謝される。小学校へのスムーズなつながりにもなって、園児・保護者、職員間で大変よい評価となった。

4月

認定なし

 

 

未実施