地域の方からの特別養護老人ホームを望む声を受け、平成2年に地元住民が法人設立(博清会)をされたが施設の開設まで届かず、前代表者が多方面からの要請を受け、特養・短期入所・通所・訪問サービスを開設し、平成4年に法人名を寿量会に変更。
以後、平成4年に在宅介護支援センター、平成12年に認知症対応型デイサービスと居宅介護支援事業所、平成13年にケアハウス、平成18年にグループホーム（平成22年度からは共用スペースで認知症対応型デイサービスも実施）を開設し、地域の高齢者福祉施設の充実を行った。また平成4年、高齢者だけでなく育児支援も目的としたおもちゃ図書館を施設内に開設している。
平成22年4月、熊本市今町地区の住民からの要望を受け、単独型認知症対応型デイサービスを開設する。
平成24年4月、特養併設の認知症対応型デイサービスを単独型事業所として隣町に移転し、地域に根ざした介護サービスを展開。
平成26年3月、熊本市街の中心である銀座通りに小規模多機能型居宅介護事業所を開設。主に市街地に居住する高齢者へ通い・訪問・宿泊の柔軟なサービス提供を行うとともに、若年性認知症専門職員を配置し、若年性認知症のケアにも力を入れている。
　代表者について・・・理事長　米満　淑恵
　　略歴　　昭和57年4月　医療法人社団寿量会　理事、熊本機能病院　事務長
　　　　　　　昭和63年10月　介護老人保健施設清雅苑　総合事務局長　就任
　　　　　　　平成 2年 7月　社会福祉法人博清会　理事
　　　　　　　　　　　　　　　　　特別養護老人ホーム天寿園　施設長　就任
　　　　　　　平成 4年 4月　（法人名変更に伴い）社会福祉法人寿量会　理事
　　　　　　　平成24年 4月　社会福祉法人寿量会　理事長　就任
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現在に至る

・介護保険サービス事業として、
　　広域型介護老人福祉施設（ユニット型個室特養）、地域密着型介護老人福祉施設（多床室特養）
　（介護予防）短期入所生活介護、（介護予防）訪問介護、（介護予防）通常規模型通所介護、
　（介護予防）認知症対応型通所介護３事業所（うち単独型２、グループホーム共用型１）、
　（介護予防）認知症対応型共同生活介護（グループホーム）、居宅介護支援、
　（介護予防）小規模多機能型居宅介護。
・老人福祉サービス事業として、ケアハウス。
・育児支援・高齢者との多世代間交流の場として、おもちゃ図書館を開放。
・在宅の高齢者サービスとして、ふれあいランチ給食サービス、高齢者SOSサービス、
　かわしり倶楽部（熊本市川尻地区の地域の縁側）。
・主に福祉系大学・専門学校・高等学校等の実習、および市立中学校総合学習の受入。
・認知症介護研修受託（熊本県・熊本市主催）、熊本市通所型介護予防事業および
　熊本市高齢者生活管理指導員派遣事業受託。
・地元の保育園、小学校、中学校のサッカークラブの指導者として施設職員を派遣。
・地域行事（夏祭り、運動会等）や地域の環境保全隊活動への協力、参加。

法人が所在する熊本市天明地域における「地域包括ケア」の要となるべく、併設する医療法人のクリニックと連携し、更なる在宅介護サービスの充実を目指していく。また、地域の医療機関や介護サービス事業所、行政機関との連携はもちろんのこと、地域住民のマンパワー（民生・児童委員、校区社協、老人クラブ、自治会、ボランティア団体など）を活かし、高齢者や障がいを持つ方、子どもたちが住み慣れた町で安心して生活できる環境を実現していきたい。
また、医療法人も含めた寿量グループ全体としては「ソーシャルインクルージョン」をキーワードに、障がいを持つ方や服役を終えられた方など社会的弱者と呼ばれる方々の社会復帰支援にも力を入れていく。

・平成18年度より、高齢者や障がいのある方でも参加しやすい旅、「ユニバーサルデザインツアー」を提供する旅行会社「旅のよろこび株式会社」に全面協力している。旅のよろこび株式会社からの依頼を受け、国内・海外を問わず旅行介助ボランティアスタッフとして施設の介護職員や看護職員等を派遣している。

・平成22年度から25年度の間、熊本県と自動車メーカーHondaの共同開発による電動車いす「モンパル」の実証実験に協力。特養、ケアハウスの入居者およびデイサービス利用者にモンパルを日常的に使用していただき、モンパルを使用することによって高齢者の身体的能力や活動意欲に変化が見られるか、検証を行った。

・平成22年度、東芝マテリアル株式会社が研究・製造を行う可視光応答型光触媒「ルネキャット」を使用した抗菌・抗ウイルス・消臭商品スプレーの実証実験に協力。また、平成23年度は特養の居室を使用し、消臭効果のあるフローリング床の材料等を使用した実証実験に協力。

・平成24年度、伊藤園と佐賀大学にて共同開発を行っている緑茶カプセルの実験に協力。特養、ケアハウス、グループホーム入居者ご協力のもと、緑茶カテキンがアルツハイマー型認知症に効果があるかの実証実験に協力。

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