特定非営利活動法人ICT救助隊

基礎情報

団体ID

1317968251

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

ICT救助隊

団体名ふりがな

あいしーてぃーきゅうじょたい

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

2007年当時、特定非営利活動法人ALS/MNDサポートセンターさくら会が開催する「重度訪問介護従事者」資格取得のための研修会「進化する介護講座」で、「コミュニケーションの技術に関する知識:伝の心演習等」の講義を担当。透明文字盤や、意思伝達装置「伝の心」の操作の実習を行っていた。
さくら会の研修の受講生や同会が支援する在宅難病患者から、意思伝達装置や入力スイッチの相談を受けるようになり、訪問サポートの需要が増えたため、さくら会にIT事業部を設立し、コミュニケーション支援を本格化した。
患者を支援できる人材が少なく、支援技術の知識がほとんど知られていない状況から、支援者を対象とした講習会が必要と考え、NECの協賛を受け難病コミュニケーション支援講座をスタート。
講座を全国で開催する中で、特定疾患への支援ではなく、広くITによるコミュニケーション支援を実施する必要性があることから、さくら会から独立したICT救助隊を設立。
特定非営利活動法人の認可を取得した。
その後、難病コミュニケーション支援講座は47都道府県で300回以上開催しました。
社会への啓発活動も積極的に展開して、ICTフェスティバルや自分をプレゼン!を企画した。ICTフェスティバルでは、在宅生活の中でIT機器を使いこなして生活している当事者参加いてもらい、会場のステージで実際に操作を披露してもらいました。会場も秋葉原駅前のイベント会場や都内の大学の講堂を利用し一般の人も来場しやすい環境で開催しました。
また、地方での開催も企画し、東京以外で、北海道、新潟、大阪、広島、神奈川で開催、10回を数えました。3年前にスタートした「自分をプレゼン!」は、当事者に自らのことを語ってもらうイベントで、都内大学を会場に始め、福島での地方開催のあと、コロナ禍になってしまいました。しかし、昨年はオンラインで開催したおかげで北海道から沖縄まで全国からの参加がありました。今までに自分をプレゼンに登城した当事者は48名なり、きっかけとなって看護大学の授業で講演した人も数名いて、社会参加のよい機会になっている。

代表者役職

理事長

代表者氏名

日向野 和夫

代表者氏名ふりがな

ひがの かずお

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

142-0063

都道府県

東京都

市区町村

品川区

市区町村ふりがな

しながわく

詳細住所

荏原5-5-3三恵荘102

詳細住所ふりがな

えばら さんけいそう

お問い合わせ用メールアドレス

info@rescue-ict.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

03-6426-2159

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2007年7月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2010年11月11日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

500万円~1,000万円未満

役員数・職員数合計

10名

所轄官庁

東京都

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

障がい者

 

福祉

設立以来の主な活動実績

ALSや筋ジストロフィー等難病者及び、脳性麻痺等重度障害者のコミュニケーション方法の紹介と機器操作体験を中心とした難病コミュニケーション支援講座を47都道府県のすべて開催。開催数は300回を超えている。他、看護大学や病院等施設での講座も受注している。コロナ禍ではいち早く講座をZOOMに移行し、継続開催をしている。オンライン講座では機材を受講生の元に送り、機器の操作体験を行い好評を得ている。個別訪問サポートも行っており、その人に合った機器の選定や設置を行う。最近では3Dプリンターを活用してその人に合ったスイッチ等の製作も行っている。
患者が自らが自身の機器操作を紹介するICTフェスティバルは全国6地域で10回開催。3年前より、患者が自身のことを語る「自分をプレゼン!」を企画、都内の大学を会場として一般社会へ啓発している。昨年と今年はオンラインで開催、北海道から沖縄まで全国からの参加があった。発表した当事者は18名になった。
前理事長である今井は、ボランティアで地域の障害者福祉会館で障害者やシニア向けのパソコンサポートをしていた。外出の困難な在宅の難病患者のサポートの依頼を受けたのをきっかけに難病者のコミュニケーションを支援するボランティアグループを立ち上げた。
ALSの在宅を支援する特定非営利活動法人ALS/MNDサポートセンターさくら会の研修で講義を担当した。2年ほど、さくら会IT事業部として活動した後、さくら会から独立してICT救助隊を組織してNPO法人に登録し理事長に就任した。
現理事長である日向野和夫は、長く意思伝達装置の販売に携わり、機器やスイッチの適合についての知識も深い。

団体の目的
(定款に記載された目的)

ICTを活用した難病患者、重度障害者のコミュニケーション支援として各種勉強会、講習会の開催や、患者への個別訪問サポート等を通して、障害のある人もない人も誰でもが自由に生活し、コミュニケーションできる社会の実現に寄与する事を目的する。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

・支援技術の伝達(難病コミュニケーション支援講座の開催)
・当事者支援(訪問サポート)
・社会への啓発(ICTフェスティバル、自分をプレゼン!等のイベント開催)
・新しい技術の開発(スイッチや支援機器の開発協力)

現在特に力を入れていること

コロナ禍で集合研修が開催できない中、オンライン講座への移行を行っている。集合研修では、受講生全員が機器操作体験ができるようようにカリキュラムを組んでいた。また、必ず当事者にも会場に来てもらい、例えば透明文字盤を受講生と行うなど工夫していた。アンケートから会場で多種ある機器に実際に触れて体験できたことと実際に患者と接することができたことが高い評価を得ていた。オンラインの講座でも受講生全員に機器をパッケージにして送付し操作体験を行っている。また、当事者にもオンライン参加してもらうことで在宅の様子など紹介出来ている。今後も機材の充実を図り、当事者にも社会参加を機会を増やしていく。講座等で使うテキストを見直し再編集し、汎用性が高く充実したテキストを製作している。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績