子ども

2019年、3月に代表の平良理揮が「任意団体パラダイム」を設立。平良は当時、沖縄県内の学習塾に勤務していた。学習塾に勤めている際に、ひとり親家庭であるなどの理由で通塾を断念した子ども達と多く関わったことから、自分自身でこの子達のために何かできることはないかという思いでパラダイムを設立。当時の教え子の高校生、浪人生と共に立ち上げ、まずは地域の児童館にて学習支援活動を開始した。
2020年1月21日には任意団体パラダイムを法人化し、「NPO法人パラダイム」を設立した。
以下は法人設立後に行った活動やイベントの詳細である
・2020年2月　コンセンサスゲーム大会
学生や社会人を対象としたビジネススキル養成イベントであり、計16名の方にご参加いただいた。

・2020年5月～現在「子どものICT学習支援事業」開始（学習支援塾パラダイムの旧名称）
これまでの学習支援活動は児童館への出張するようなかたちで行っていたが、2020年5月からは自分達で貧困層の子ども達を集め、NPO法人パラダイムとしての学習支援の場を提供するようになった。「子どものICT学習支援事業」とあるように、ICT教材を使って自宅でも学習ができるようなシステムを構築し、子ども達に勉強を教えている。
なお、2020年12月頃に「学習支援塾パラダイム」という名称に改称した。
2021年6月現在も活動は継続しており、小学生・中学生を対象に学習支援活動を行っている

・2020年9月　オンラインイベント「Let’s talk about SDGs!―持続可能な社会を考える―」開催
こちらは学生同士でSDGsに関する勉強会を行うイベントであり、県内外からおよそ24名の学生に参加いただいた。

2020年3月〜現在　学習に関するWEBメディア運営「PARADIGM BLOG」https://paradigm0917.com/
勉強や学習に関するWEBメディア運営も行っている。塾に通う余裕のない子ども達でも勉強の方法などを学べるメディアである。

・子どもの貧困対策事業「学習支援塾パラダイム」
沖縄県内の小中学生を対象に学習支援を行う事業である。特に対象となるのは、ひとり親家庭や非課税世帯の子ども達で、塾に通うことができないような子ども達である。一人ひとりのカリキュラムを作成し、通常の学習塾のような教育を提供することで、子ども達が十分な学力と知識を備えて社会に羽ばたくことができるよう期待している。


・営利事業の学習塾「学習塾パラダイム」の運営
営利事業として通常の学習塾も経営している。受け入れる生徒は貧困層などに限定しておらず、NPO法人パラダイムが持続的に活動ができるよう営利事業を行っている。

・ビジネススキル養成イベントの企画、実施
こちらの事業は子どもではなく、学生や社会人などを対象にビジネススキルを磨くことのできるイベントを実施している。

現在行っている学習支援活動のカリキュラムに勉強以外のプログラムを加えていきたいと考えている。具体的には非認知能力を育むプログラムである。例えば、文章力やプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、ロジカルな思考力などを磨く支援を行うことで、勉強が苦手な子でも社会で生きていく力を養うことができるのではないかと考える。

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