社会福祉法人白寿苑は、昭和５７年、犬山市洞田の地に「特別養護老人ホーム犬山白寿苑」を開設し、地域住民の皆様に老人福祉施設へのご理解と認知度を高めるとともに、介護を必要とされている地元の方たちの相談窓口として地域に関わり、生活介護支援をつづけてまいりました。現在までに３７年の歳月が流れ、犬山白寿苑をご利用された方の数は、デイサービス、ショートステイ、特別養護老人ホームを合わせると延べ約７０万人の方がご利用されたことになります。
　また、平成２７年５月に小牧市岩崎の地に介護老人福祉施設「小牧白寿苑」を開設し、地域に根差し利用者様お一人おひとりの心に寄り添い誠心誠意介護に努めさせていただいております。
　代表者である理事長平山哲了は学校法人を経営する傍ら今後訪れる高齢化社会を見据え社会福祉法人の設立に踏み切りました。昭和５７年の開設以来理事長職を務めあげ今日の施設規模に至るまで規範となり職員を牽引してきました。
　当法人は、平成３０年６月現在、犬山白寿苑拠点区分では特別養護老人ホーム１３０床（内ユニット型５０床）、ショートステイ２３床（内ユニット型９床）、デイサービス４０人定員、居宅介護支援、地域包括支援センターを、小牧白寿苑拠点区分では地域密着型特別養護老人ホーム２９床（ユニット型）、ショートステイ１０床（ユニット型）、グループホーム１８名定員、デイサービス４０人定員、認知症対応型デイサービス１２名定員を展開しており、地域に根ざした介護を心掛けております。

「高齢者の自立と自己実現を支える保健福祉」
　高齢者が、住み慣れた家庭や地域において、健康で生きがいを持ち、安心して暮らせる社会の実現を目指しております。
○地域包括支援センター
　平成18年から犬山市楽田地区の地域包括サブセンターを犬山市より受託しており、平成２９年より本センターに移行しました。常に公正中立を念頭に置き、地域に密着し要支援の方のプラン作成や総合相談を受けております。楽田地区民生委員の皆様との連携も密にして、地域での介護相談の窓口として活動しております。現在は、民生委員の方々を中心に、地域でのサロンや運動等の活動にも参加し協力させて頂いています。定期的に認知症サポーターの養成講座や介護者会を開催しております。
○ 居宅介護支援
　平成12年の介護保険法施行と同時に居宅介護支援事業所を開設し、常に公正中立を念頭に置き、主に犬山市楽田地区の高齢者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう支援を行うとともに、介護保険や高齢者福祉について地域への知識の浸透に努めております。
○通所介護（デイサービス）　短期入所生活介護(ショートステイ)
　高齢者の方が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者様等の孤立感の解消や心身機能の維持回復だけでなく、家族の介護負担軽減などを目的としてお世話させて頂いております。短期入所生活介護においては、虐待ケースの退避先としての役割も果たしてきております。
○認知症対応型共同生活介護（グループホーム）
　認知症と診断されたご入居者様に対し専門的支援の提供を行い、ユニット単位で互いに役割を分担しながら共同で自立した生活を送ることで、症状の改善を図っております。各ユニットごとに家庭的な環境で、楽しく安心して日常生活が過ごせるよう安全に配慮し、ご家族からも信頼していただけるような支援・援助を心掛けています。
○介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）
　昭和57年に県内第5番目となる特別養護老人ホーム50床を犬山市楽田地区で開設し、当初は犬山市唯一の特別養護老人ホームとして平成12年の介護保険施行までは行政の措置において、それ以降は介護保険制度において主に犬山市の高齢者で常時介護が必要な方にご入所頂いております。平成14年には30床増、平成19年には50床増で現在は130床で運営を行い、30年以上に渡り入所者様が可能な限り在宅復帰できることを念頭に、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上のお世話など、入所者の意思や人格を尊重し、常に入所者様の立場に立ってサービスを提供しております。平成27年5月に小牧市岩崎地区に地域密着型特別養護老人ホーム小牧白寿苑を開設し、家庭的で温かい雰囲気を大切に、利用者様お一人おひとりの心に寄り添い、生活の支援をさせて頂いております。

１．（サービス向上）基本となる利用者に寄り添う介護を全職員一丸となって進めてまいるとともに、利用者様に安心・安全で楽しくお過ごしいただける環境整備、他施設との差別化についてもより明確化を図ってまいります。
２．（職員の雇用の安定）将来ある法人として、安定した経営基盤に立ち、正しいことは正しく、間違いは間違いとして正す風土を大切にし、職員が働きやすい環境を維持し、公平な処遇が図られる法人であり続けます。
３．（研修やミィーティングを通してのスキルアップ）内部・外部研修やミィーテングを通し、職員の知識・技術・人間性の成長を目指してまいります。
４．（地域貢献活動）については、高齢者福祉施設としての知識や技術を生かし、地域ニーズを捉え、勉強会や相談会を積極的に開催してまいります。
５．（地域との連携強化）を進めるため、町内会や民生委員等との相互理解を深め、災害時等の協力体制等にもつなげてまいります。
６．（職員の育成）に力を入れるべく、介護の基準となるべき介助指針を作成し、目に見える化を図り、ビデオによる法人全体の介護手法の統一向上を進めてまいります。
７．（ＱＣ活動）に力を入れ、職場の活性化、モチベーションＵＰへとつなげてまいります。
８．（看取り体制の構築）在宅医療に近い形で嘱託医との連携を深め、ご家族に安心していただける看取り体制の構築を進めてまいります。
９．（リスクマネジメント）への対応強化と感染予防への意識向上に努めてまいります。

実績なし

無

愛知県老人福祉施設協議会

 

 

 

 

 

社会福祉法人新会計基準