社会福祉法人福葉会は、1980年4月に千葉県印旛郡富里町に設立され、同時に知的障害者授産施設富里福葉苑が事業を開始した。その設立の経緯は一般企業での雇用が困難な知的障害者の職業訓練・作業訓練の場を提供し、さらに入所者の健康管理、身辺自立を支援することを目的とした。社会福祉法人福葉会の理事長である山岡巳義は法人設立以来無償で役員として尽力され、柔道家としても東京オリンピック強化選手に選出された。職歴は警視庁退庁後千葉県佐倉市において整骨院を開業するなどした。

○支援方針
一般企業での雇用が困難な人たちが入所または通所し、具体的に様々な職業訓練・作業訓練を通して、一定賃金を保証する保護雇用（福祉的就労）の場でもあり、入所者においては健康管理、身辺自立などの向上を基礎とした生活自立訓練も重要な柱とした社会自立に向けての社会適応能力の向上を図ることを目指し、　支援方針は作業指導・生活支援・体力づくり支援の充実を中心とした積極的な支援とともに全面性・反復性・漸進性・意識性・個別性を当苑の支援五大原則と定め実践する。
○生活支援
利用者の発達の促進を図りながら、豊かな個性と人間性を備え、人として充実した幸福な生活を送れるよう支
援している。
○作業（日中活動）支援
社会自立を目指す利用者には、生活支援と密な連携を取りながら「就労」を促す。また、社会自立が比較的困難な利用者には、施設での作業（日中活動）を通じ社会に貢献していく「福祉的就労の場」として利用できることを目指している。
○体育（健康）支援
体育（健康）支援を通して社会復帰に必要な体力の維持・向上を図るとともに健康の増進を目的とする。 支援方法としては、陸上（長距離／スプリント）・フライングディスク・水泳・ソフトボール・軽スポーツ等多数の各クラブ種目を中心に体育及び各クラブの時間を利用して支援する。

平成24年までは法人に対して一つの施設だけの運営であったが、平成25年9月より新たに新事業所を開設予定となっています。法人全体として利用者本位の考えのもと、新事業所の健全運営を目指して注力していきたいと考えます。

特にありません。

無