2007年
特定非営利活動法人ら・ら・ら設立

2010年
ワークショップ参加者をスタッフとして受け入れ開始
以前のワークショップ参加者の中で、当時は精神的に不安定なため社会に関わる事が難しかった方が、ボランティアスタッフとして公演に参加。その後状態が良好になり、大学に進学。また、ワークショップ参加時は不登校だった児童も再び通学し始める。

児童の預かりプログラムの開始
尾形の公演の際に、来場者の子どもを公演中にロビーでの預かりを開始。親子共に安心してお互いが離れる時間を提供する大切さを実感する。

2011年
週末の児童預かり事業「楽ちん堂」の開始
公演時や年末の児童預かりの実施を通して、この事業をもっと地域に密着して行うべきだと気がつき、毎週末に森田オフィスにて児童を預かる「楽ちん堂」の運営を開始する。学校を超えて児童同士、親同士も交流出来る場所として、口コミで利用者が増え毎週末１０人を超える参加者が集まる。

201２年
就労支援コンサートを企画・運営
自信を失った行き場のない若者でチームを作り、それをベテランの大人達が助けるというコンセプトでコンサートを企画。歌手の石川さゆりさんが賛同してくださり、原宿クエストホールで公演を行った。森田オフィスのスタッフがサポートし、ＤＭの制作発送などの企画段階から当日の運営までの様々な業務を通して、不登校の学生、留学生、失業したばかりの人など様々な人でコンサートを創り上げた。
東京にて毎週末のワークショップ、発表会として２カ月おきの公演を開始
民間学堂利用者の親御さん、スタッフ、公演の常連のお客さんなど、森田オフィスに集まる様々な人々で芝居を作り、東京の渋谷にて２カ月に一回公演を開始。稽古をワークショップとして毎週末に開催するようになる。

２０１３年
楽ちん堂カフェオープン
カフェ「楽ちん堂」をオープンする。沢山の本や遊具があり子ども達も思い切り遊べるため、児童ショートステイ利用者とそのご家族、地元小学校の父母会など、子連れの常連客が多数できる。また様々な理由で働く事が困難な人達がカフェの仕事や子どもの遊び相手などを社会に出ていくトレーニングの一環として毎週末に働きに来るようになる。

「地域の家」として認定を受け、法人拠点の改装をおこなう
世田谷トラストまちづくりファンドの「地域の家」部門にて認可を受け、改装費用の助成を頂く。法人拠点とカフェの改装を行う。
２０１４年
放課後等デイサービス施設「イクツアルポック」を開所
東京都より認可を受け児童福祉法に基づく障がい児通所支援事業として放課後等デイサービス「イクツアルポック」を開所する。

① 興行部-ムノーズ
　演出家、森田雄三による演劇ワークショップ公演を全国の公共劇場にて開催。一般の方を対象としたワークショップに加え、一般の方々の公演にプロの歌手を招いた公演も企画・運営している。過去に、石川さゆり、根本要(スターダスト☆レビュー)、上田正樹などを迎えた公演を開催した。その他に、舞台制作や企画事業、また上記の事業を通し、社会的に困難な状況にある方への就労支援や職業訓練を行っている。演出家である森田雄三の出版・講演などに関する業務も行っている。

② 興行部-楽ちん堂
　コミュニティカフェ楽ちん堂を運営を行う。飲食提供の他、森田雄三による演劇ワークショップの開催、小学生を対象とした預かり事業“寺子屋”の運営、九州の自然農法の野菜など食品・物品の販売、カフェのスペースレンタル事業などを行っている。月額制プランや、地域の非営利団体などへの無償のスペースレンタル、児童を対象にした開放時間を設けるなど、カフェを積極的に地域の方に開放している。

③ 社会福祉事業部
　放課後等デイサービス“イクツアルポック”は、児童福祉法に基づいた国の事業である。障害を持つ子供達に安心して過ごせる居場所の提供や、一人一人の特性を正しく理解し、本人にあった支援を行い、日常生活に必要なスキルから、社会生活における人との付き合い方まで一緒に体験しながら学ぶ。スタッフに臨床心理士、作業療法士、介護福祉、など多様な専門スタッフが様々なプローチで子供達の支援を行って行く。

無