昭和５２年：先代理事長、故外園一生が現在地に山鳩福祉会を設立。外園一生は元、小学校教諭。昭和３９年に学校法人外園学園　川上幼稚園を設立。その傍ら民生委員、保護司、児童委員を長く務めた。
同年５月：白菊保育園を開園。園児４５名。
平成元年：乳児保育開始
平成９年：延長保育開始
平成１０年４月：デイサービスセンターさくら苑を併設。保育園の開園から地域の方々のご理解とご協力のもと、多くの子どもたちが安心、安全に成長し、巣立っていったことに感謝し、地域の方々が元気で楽しく、いつまでもこの地で自立して生活できるための拠点を作りたいと申請から８年、念願叶って開設することができた。
平成１２年：子育てひろば「happyちるどれん！」活動開始
平成１３年：学童保育開始
平成１４年：白菊保育園定員を６０名に増員
平成１５年：一時保育開始
平成１６年５月：理事長逝去の為、現理事長就任。（現理事長、外園凉子は昭和５２年、白菊保育園開園時に園長に就任。それ以前には学校法人外園学園　川上幼稚園にて教諭として勤務していた）
平成１７年：白菊保育園定員を７０名へ
平成２２年１２月：ユズリ葉の杜保育園（住所：宇宿）を開園（定員９０名）
平成２４年４月：高齢者の集い向け配食事業開始（２０食）
　　　　　

世代を超えた交流に「ぬくもり」と「やさしさ」が生まれることを目的として、普段から子どもたちがデイサービスセンターさくら苑へ遊びに行ける環境作りやおじいちゃん、おばあちゃんを含む子どもたちのご家族、地域の方々が気軽に立ち寄れる施設作りに努めている。毎年恒例の合同行事として、芋の苗植えから収穫までの作業。園に隣接する畑で育つ芋の世話を始め、芋掘り、芋を使っての芋煮作り。できた芋煮を参加会全員でお庭で食するなど、畑での作業を得意とする高齢者の方々にとっては１年を通しての楽しみとなっている。夏には、夏祭り。道路に面した庭に舞台を設置し、子どもから高齢者まで踊りを披露。地域の少子高齢化は顕著で地域の夏祭りへの子どもたちの参加は少なくなっているが当法人の夏祭りには生後２ヶ月からの保育園児と祭りに馴染みの少ない地域の子どもたちが毎年、楽しみに参加する。地域の商店街から夜店の出店のご協力をいただくなど、地域と共に、地域に支えられ、継続できている取組の一つである。また、地域の子育て家庭支援に公民館や福祉館へ出かけ、地域の民生委員さんと共に子育てサロンを展開したり、地域の高齢者の集いへのお弁当配達（鹿児島市委託事業）を行っている。今後もより多くの方々が立ち寄れて、ふれあえる、交流の場としての施設作りに励んでいく。

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