設立の経緯
あけぼの会は、精神障がい者の家族の方が自分の子供が働ける場所を作るために、家を借りて集まる場所をつくっていました。
そのうちにみんなで作業など手仕事をするようになっていき、家族の会が集まって施設をつくったのが始まりです。
岐阜市に個々に２箇所できたが、自立支援法ができて法人の経営でなければならないということで、現理事長がNPO法人を設立。個々にあった２箇所あった施設を同一法人内で運営するようになりました。

昭和６３年　
（１９８８） ８月/精神障がい者家族会「あけぼの会」が小規模作業所として岐阜市琴塚に「あけぼの苑」を開所

平成元年　
（１９８９） １１月/あけぼの苑利用者の増加を受けて岐阜市清本町に「第２あけぼの苑」を開所

平成５年　
（１９９３）　 ４月/「あけぼの苑」を岐阜市芥見に移転
７月/「あけぼの苑」にグループホーム「ホームラミー」を併設


平成１４年　
（２００２） ３月/岐阜市折立に「第３あけぼの苑」を開所
平成１６年　
（２００４） ８月/法人「あけぼの会」を設立し、家族会より施設運営を引き継ぐ
平成１８年
（２００６） ２月/あけぼの会本部を岐阜市大宝町に設置
４月/「あけぼの会」がNPO法人として認証される

グループホーム「ホームラミー」が自立支援法の共同生活援助事業に移行


平成１９年
（２００７） ７月/障害者自立支援法に基づき、岐阜市精神障害者小規模通所援助事業所となる
１０月/「第２あけぼの苑」を清本町から岐阜市三歳町に移転


平成２０年
（２００８） １２月/三歳町にグループホーム「志げ野苑」を併設
平成２１年
（２００９） １月/自立支援法適用の就労継続Ｂ型施設への移行に伴い、「あけぼの苑」各施設を「サンライズ」と改名
８月/三歳町「第１サンライズ」に喫茶訓練所「トロイメライ」をオープン

平成２３年
（２０１１） ７月/「第３サンライズ」を折立から岐阜市黒野南に移転
　　　 施設利用者用アパート「黒野苑」を併設

平成２４年２月現在、就労継続Ｂ型施設３箇所、共同生活援助施設２箇所、アパート１箇所、喫茶訓練所１箇所を運営しています。

代表者の略歴
行政法務事務所を運営しており、NPO法人健康倶楽部の会、一般社団法人恵水会の理事長を兼務。
ユネスコやロータリー倶楽部にも積極的に参加し地域活動に協力し、福祉のための運営を行って今日に至る。
理事長の基本的な考え方は障がい者の方も個人としての人格、生きがい、個人の尊厳を認めた生活を送れるように支援すること。
当法人で働く従業員は母子家庭、高齢者、障がい者を積極的に採用しており、家族的で弱者のための法人経営を目指している。

施設の内容はB型作業所３箇所と精神障がい者のグループホーム２箇所。
自立支援法に基づく、精神障がい者就労継続支援(B型)のサービスを行っている。B型作業所３箇所ではそれぞれ違った作業を行っている。主に、生産活動の機会提供としてプラスチック製品組立て作業、箱折り作業、封入作業を行っております。
作業の補助を行うと同時に、相談、援助、助言及び知識・能力向上の為の訓練を行っております。
各作業所で異なった内容にしているのは、通所者の方が自分の能力や趣味、好みに応じて色々な施設を利用できるようにと考えるからです。
また、地域での生活を基盤とするグループホームは地域交流会などあらゆることで地域との関わりをもち、共生しています。
地域の人々との関わりを深めることを目的としたイベントを積極的に開いている。
グループホームの入所者は、B型作業所に通える範囲の便利な地理的条件を備えておりますので、昼はB型作業所で仕事をして、夜はグループホームにて安心して暮らしてもらえるよう日常生活の全面的サポートができるよう配慮しています。
B型作業所は今までは賃仕事が主でしたが、モノを作るということでは人件費の高い日本では市場競争力が弱まってきておりますので、喫茶訓練所を作って、喫茶店での訓練でサービス業の修行ができるようにしている。
幸い当施設に併設しているトロイメライという喫茶訓練所は連日たくさんのお客様が訪れる。
常連客が障がい者の訓練を温かい目で見守ってくださり、協力してくれている。

そのほか、交流会活動、研修旅行を行い、通所者の社会参加への促進にも力をいれている。
悩み事困り事相談、食事会(交流会)は随時行い、研修旅行で県外の他の就労支援事業所を見学しにいったり、花見、パターゴルフ大会、ボーリング大会、近隣の作業所交流会、地域の交流会を毎年行っている。

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