平成１６年から障害種混合型の作業所を運営してまいりました。障害者とその家族が参加しやすい環境を作るとともに、就労することが困難な障害者に対して、通所による生活訓練・作業訓練等を行ない、就労の場を提供しています。一人ひとりの個性的な自己実現を尊重し、人が人として認めあい、自立した日常生活・社会生活を営むことができるよう、地域社会や関係機関と一体となって障害者の自立促進の活動を進めています。
現在に至るまでの経過
平成1６年初、札幌クローバー会運営委員会（任意団体）設立のため有志に呼びかけたところ、設立趣旨に賛同してくださり、同年４月　　札幌クローバー会運営委員会を設立　同時に障害者地域共同作業所札幌クローバー会（通所施設）を開設しました。
平成1６年９月　札幌市に平成１７年度地域共同作業所運営費補助申請。
同年９月　札幌市障害者小規模共同作業所連絡協議会（札作連）に加入。
平成1７年５月　地域共同作業所運営費補助決定
同年１０月　法人申請
平成1８年１月　特定非営利活動法人　取得
設立以来毎年　高等養護学校より実習生の受け入れ、　地域社会への啓蒙活動としてＦＭ三角山放送に出演
作業所開設以来、製菓原材料（粉製品）の小分け作業・福祉バザーにてリサイクル商品の販売・当作業所作成商品の販売等を実施

障がい者の社会参加、そして子供たちの心のつまずき、共に本来なら地域の人たちの理解が大きな支えとなるものです。しかし、障害者も支える側も「心」という、普通に暮らしている人たちにとっては分かりづらい部分を問題としています。そのために現状としては、障害者は家の中や病院内にしか居場所がないことになりがちです。
そこで、まずこのような問題を地域ぐるみで共有していくことが必要なことと考えています。その場合、欠かせないことは必ず問題の当事者の声を反映させるということです。「障害者」「心の悩みを抱える人」そして「その家族」の実際の声を広く集め、それを周囲の人たちと共有していくことが、障害者の社会参加を実現させることとなり、また心のつまずきを抱えてしまった若い人たちの立ち直りを実現させていくことになると思います。
　その当事者や家族の人たちに広く参加していただき易い環境を作るとともに、就労することが困難な障害者に対して、通所による生活訓練・作業訓練等を行ない、就労の場を提供し、地域社会や関係機関と一体となって障害者の自立の促進と福祉の向上に寄与することを目的として活動を進めています。

障害者に対し就労に対する意識を高め働く喜びを与える指導を心掛ける。

無

札幌市障がい者小規模共同作業所連絡協議会