2012年に東京都にNPO法人認証申請をして、2012年4月に設立しました。

20歳で知的に障がいを持つ代表の長男は現在、山口県内の授産施設に通っています。彼らが１か月働いてもらう工賃は12,000円（全国平均）。これを倍増しようとする取組が現在行われていますが、この取組に昨年度、経営アドバイザーとして代表はある授産施設に経営改善に関わりました。この中で新規に立ち上げたのが、「墓掃除代行ビジネス」です。非常にニッチな市場ですが、少子高齢化時代を迎えて今後さらにニーズが高まると考えられること、授産施設の利用者ができる仕事であること、工賃向上に飛躍的に貢献することが期待できること等が想定されます。
さらに、顧客として発注することは、障がい者の働く機会を増やし、社会貢献活動にもなります。また、お墓を掃除するという社会活動は人に優しい社会をつくることにも貢献します。「この事業、社会性と事業性を兼ね備えた事業で全国各地に通じるもの」。全体をシステム化したパッケージを開発すれば事業として成り立つかもしれない、と考えて起業しました。

2011年4月頃から発信をし続け、協力を呼びかけた結果、ようやく法人化の目途がたち申請をしたという経緯です。
墓掃除代行ビジネスをまずは立ち上げて、その後、第二第三の新規事業を立ち上げていきたいと思います。
東北被災地の障がい者も含めて、社会の役に立つ感謝される「墓掃除代行ビジネスの全国ネットワーク化」を実現させたいと思います。

定款に記載している事業の種類は以下のとおりです。

この法人は、第３条の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1) 墓掃除代行により障がい者の自立を支援する事業

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