一宮市は、市内の障害者福祉の向上を図るため、昭和４９年に「いずみ作業所」を、昭和６２年に「いずみ更正園」を、さらに平成３年に「いずみ福祉園」を設置した。また児童福祉施策として市内１６行政区に児童館を設置し、さらに高齢者の在宅福祉施策として、老人福祉センターや老人デイサービスセンターを設置し、運営してきた。
　このような状況の中、将来建設されるであろう施設を含め、多種多様な福祉施設を管理運営するためには、多数の専門職員や福祉の高度な専門知識・技術の蓄積が必要であり、総合的・一元的に施設を管理し、迅速柔軟な福祉サービスの提供や効率的な施設運営が一段と求められることから、高度な専門技術集団である「社会福祉事業団」を設立し、これら施設の管理運営を委託することにより、一層の福祉サービスの向上を目指すことになった。
　「社会福祉事業団」設立後も、「いずみ第２作業所」の設立や、老人福祉施設の新規建設があり、また、平成１７年に一宮市、尾西市、木曽川町が合併したことにより、さらに多くの福祉施設を「社会福祉事業団」が管理運営を受託することになった。

一宮市から以下の施設の指定管理者として管理経営を行っている。
いずみ作業所、いずみ第２作業所、いずみ更正園、いずみ福祉園、いずみ相談支援事業所、チューリップ教室、萩原児童館を始め市内２５児童館、神山としよりの家を始め市内２０老人福祉施設
また、一宮市から、以下の事業を受託している。
日中一時支援事業（いずみ作業所、いずみ第２作業所、いずみ更正園、いずみ福祉園）、放課後児童健全育成事業（２8箇所）、うつ閉じこもり予防事業（４箇所）

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