社会福祉法人深谷藤沢福祉会は、昭和５９年１２月２５日に特別養護老人ホームふじさわ苑の設立法人として発足いたしました。
　当時は特養への入所は措置制度の時代であり、また、特別養護老人ホームの数も少なく、医療行為の必要のない寝たきり老人が数多く入院を余儀なくされている状態でした。
　その状態を憂いた医師であった現理事長の義父が、自宅に帰ることができない高齢者のためにと特別養護老人ホームふじさわ苑を設立いたしました。
　その際、施設長として現理事長が運営を行うこととなり、その後３１年間施設長として特養の運営を行って参りました。
　当時としては、市内において初の特別養護老人ホームの設立であり、高齢者の入所だけでなく、高齢者に対する数々の相談も受けておりました。
　平成９年には深谷市から通所介護事業の委託を受け、更に同じく深谷市から在宅介護支援センターの運営も委託され、地域に暮らす高齢者福祉向上の中心的な施設として活動して参りました。
　平成１２年４月に介護保険制度が開始され、措置から委託契約の時代になり、高齢者の増加とともに社会福祉施設に対する高齢者のニーズも多種多様になって参りましたが、社会福祉法人として出来る限り応えられるよう運営して参りました。
　そのおかげで、平成１９年には介護保険事業者である大里広域市町村圏組合から地域包括支援センターの運営も委託されております。
　更に社会福祉法人として目に見える形での公益活動落として生計困難者に対する相談支援事業を平成２７年７月から実施しております。

　

　当法人は、定款に定めているとおり、次の６事業を行っていますが、すべて同一敷地、同一の建物内にて行っています。
　　１．特別養護老人ホームふじさわ苑の運営
　　２．老人短期入所ふじさわ苑の運営
　　３．老人デイサービスふじさわ苑の運営
　　４．居宅介護支援事業ふじさわ苑の運営
　　５．地域包括支援センターふじさわ苑の運営
　　６．生計困難者に対する相談支援事業の実施
　以上６事業を行っており、それぞれの事業は、それぞれの担当者が適切に実施していますが、６事業すべてを同一の敷地、同一の建物内で行っていますので、互いに協力し合いながら高齢者の課題の解決に取り組んでいます。
　現代の高齢者は、医療、介護に限らず、経済的な問題、財産問題、家庭内における人間関係の問題等課題は様々です。
　特に高齢者は、体力的にも低下している場合が多く、適切かつ迅速に対応する必要があるケースがほとんどで、多数の組織が同一建物内にあることは、対応策を直ちに検討できる体制にあります。
　そして、これら課題を直ちに、かつ、総合的に解決するため、すぐに関係職員が集めって協議し、高齢者の課題解決のために行動しています。
　特に高齢者は、体力的にも低下している場合も多く、適切かつ迅速に対応する必要があるケースが多く、多数の組織が同一建物内にあることは、非常に有効なことと考えています。

実績なし

無

　なし

15名