1970年　ヨット、モータボートなどの海洋スポーツを振興することにより、一般市民や青少年に、海を親しむ心を養わせ、海洋における基礎的な地理、気象をはじめとする海の知識を習得させ、自然と闘うに必要な体力と、知性ある冒険心を植え付けるための組織作りの活動が有志により始まった。さらに、海を修練の場とする人達に、海での作法や規則を徹底させるために必要な基地を求める運動も活発化し、福岡市を初めとする関係方面への働きかけが熱心に行われた。この運動により福岡県海洋スポーツ協会を設立。『健全な青少年を育成する』ための団体ということで、1970年9月16日福岡県教育委員会から、わが国初の海洋スポーツのための「社団法人」として認可され、また時期を同じくして、活動拠点として、公用地である福浜の人工海浜地に荒津基地としての建設が許可された。以来43年間、一貫して海を愛する市民の中心組織を標榜し、その精神を貫き、海洋スポーツによって培われた、人と人との絆と組織力により、
(1)青少年に対して正しい海の知識を啓蒙して、健全育成を図る
(2)福岡地区小型船安全協会を組織する等、海難事故活動のけん引役として、海の安全を守ることに傾注
(3)環境保全への認識を徹底し、海浜等の美化に努める
(4)海洋遺産でもある「旧巡視艇たまゆき」の公開展示・保存
等の社会事業に取り組んでいる。
また2013年、社団法人から一般社団法人へ移行、認可を受けて現在に至る。

（１）海洋思想の普及発展
（２）海を錬成の場とする青少年及びその団体の育成
（３）海技免許、船舶無線従事者資格等の取得に関する奨励・指導
（４）海難事故防止及び海浜の美化等環境保全のための活動・指導
（５）目的達成のための、会員相互の融和・連携に関するもの
（６）その他、目的を達成するために必要な事業

一般社団法人として従来より更なる公益的事業を行う

無