当法人は自閉症の長男を抱える前代表理事、矢久保輝子が親亡き後のわが子の行く末を案じ「誰もが健康（前向き）で安心して暮らしていく事の出来る新しい地域づくりを目指し、その長年の活動の中から仲間を募り達成する事」を目的に16年2月20日設立された。
当時、斜里町においては学齢期を終えて戻ってくる障がい児の働く場などの環境が十分ではなく地域で自立した生活を送るといった、ごく当たり前のことが困難な状況であった。平成16年開始後、当事者の本音を聞く会や地域住民の繋がりを促す映画会開催など啓蒙活動を行うと同時にデイサービス事業を開始した。その後、国が障がい者の在宅福祉が進められる中本人達の自己実現の為に、地域で暮らす為には働く場づくりが必要な事を学び18年から取り組んでいる。
前代表理事　矢久保輝子の略歴
平成元年、斜里町障害児教育育成会　役員　
平成2年、北海道知的障害者相談員　～平成12年3月31日
平成16年、NPO法人知床みさきの風　代表理事　
平成19年、斜里町社会福祉協議会　評議員　
平成20年、斜里町自立支援協議会　委員　
平成21年、斜里町地域医療協議会　委員　
平成22年、斜里町共同募金会　評議員　

◇斜里町地域生活支援事業・・・障がいを持つ方の日中活動や移動の支援を行う。
◇就労継続支援B型事業・・・障がいを持つ方の自立のために、就労訓練を継続して行う。
◇斜里町共生型地域オープンサロン「どんぐりの家」整備事業
　高齢者、障がい者、児童を中心にあらゆる地域住民が利用できる共生型施設を整備。
　オープンスペース設置とおもてなしによる地域住民が気軽に集うサロン。
　障がい者就労支援の拠点

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