公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)は1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。その後2010年内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。

＜フラワーデザイナー資格試験＞
「フラワーデザイナー資格検定試験」は昭和42年に始まり、45年以上の歴史を持っています。花のデザインに関する資格は多くの種類がありますが、その中で公益法人が認定している資格はNFDの資格だけです。NFDの資格は合格するとそれぞれ3、2、1級フラワーデザイナーと認定されます。花に親しみ花を愛する人たちにフラワーデザインを普及し、技術や知識の向上を目指しています。

＜日本フラワーデザイン大賞の開催＞
1977年の第1回から4半世紀以上にわたり、日本一のフラワーデザインを決定する公募展を開催しています。「フラワーデザインを通して花の癒しがもたらす豊かな暮らしの提案」を掲げ、多彩な花の造形を多くの方に体感していただくイベントです。
近年では、国内最大規模とも言える400点を超える作品展示とともに、体験レッスン、フラワーデモンストレーションなど従来の花展を超える花文化をテーマとした展覧会となっています。

＜フラワーデザインを通じた公益活動＞
フラワーデザインの普及はもちろん、その造形美や花・植物が人々に癒しとゆとりをもたらすことから、全国障害者スポーツ大会での花束贈呈や、全国の支部を中心に各地で講習会等のイベントを行っています。

＜国際交流事業＞
フラワーデザインの源流はヨーロッパにあります。源流を訪ねての研修や交流を積極的に行い研究、広報、普及を行ってきました。ヨーロッパからアーティストやフラワーデザイナーを招聘しフラワーデザイン文化を日本に紹介しています。
又、台湾、韓国、香港、中国、タイなどの近隣諸国との交流を密にし、お互いの国の花文化を紹介し、フラワーデザイン展や国際的な花博覧会などの訪問をしています。講師やデモンストレーターの派遣を行うとともに、花ファッションチームデザイナーの海外派遣を行い、和のデザイン(日本のデザイン)の普及に努めています。

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