<創設の理由>(平成元年当初）
　近年社会福祉に対する施策は国・県をはじめ各市町村においても各分野にわたり充実がはかられています。知的障害者に対する各施設も逐次充実されてきています。
　当総社市は人口５．２万人を数え隣接町村を合わせると８万人を超える人口抱えながら、１８才未満の障害児（者）を対象とした通園施設のみで更生施設がなく、社会的に自立出来ず、保護と指導が必要とされている人は総社市で２００余名、隣接町村を合わせると２８０余名と予測されています。これら４ヶ市町村の施設に入所を必要とする人達は県下各地の更生施設に分散入所しています。遠隔地の施設に入所した者たちは、親子の触れ合いがどうしても薄くなり、又保護者の老齢化等にともない、早急な対策が迫られています。
　そこでこれらの現状を憂い地域の中の障害者に対して適切な保護と指導のもとに社会的自立が出来る施設をの実現のために、障害者を抱える者同志があい諮り、障害者と保護者のために知的障害者更生施設を是非総社市に設立して社会福祉事業の一端を担い、これが増進に寄与せんことを念願するものであります。

平成元年７月１９日　法人認可
平成２年４月　　　　知的障害者更生施設吉備路学園（定員５０名）開園
平成６年１１月　　　短期入所事業開始（定員４名）
平成１４年４月　　　通所部門開設（定員１０名）
平成１５年４月　　　通所部門定員増員（定員１０名→１５名）
平成１８年９月　　　通所部門定員増員（定員１５名→１９名）
平成１８年１１月　　グループホーム井手運営開始（定員４名）
平成２２年２月　　　グループホーム井手Ⅱ運営開始（定員３名）
平成２５年９月　　　グループホーム井手Ⅲ・Ⅳ運営開始（定員４名）

（１）第一種社会福祉事業　知的障害者支援施設吉備路学園の設置経営
（２）第二種社会福祉事業　生活介護事業（吉備路学園、多機能型事業所みぞくち）
　　　　　　　　　　　　　短期入所事業（吉備路学園）
　　　　　　　　　　　　　共同生活援助事業（障害者共同生活援助グループホーム井手）
　　　　　　　　　　　　　就労継続支援事業（多機能型事業所みぞくち）
（３）日中一時事業（吉備路学園）

無