2011年には、お寺や小学校から、ものづくりワークショップの依頼を受けて活動しました。
2012年には、法人格を取得しました。寺子屋をスタートし、継続的な活動の場を得ました。さらに、事務所兼ワークスペースである京町家での活動も始まり、大学からの依頼でワークショップを行う機会をいただいたり、主催イベントも多数行いました。

　寺子屋共育 轍-わだち-では、地域に住む多種多様な人々が先生となり、同年代の子ども達だけでなく、年上、年下といった関係性の中で共に育み合い、たくさんの人が歩んできた、「轍」に触れることによって、様々な「モデル」と出会い、成長して行ける空間づくりを行っています。
　現在、小学生を対象とした寺子屋を行っており、そこでは子どもたちと共に大学生も一緒に宿題に取り組みます。地域のお兄さん、お姉さんと一緒に宿題に取り組むことで、わからないことがすぐに質問できるだけでなく、大学生がどんなことに取り組んでいるのかを知り、たくさんの興味、関心が生まれることも期待しています。
　大学生などのユース世代に向けた空間づくりも行っており、京町家を改装した事務所で多様なあり方や表現方法と出会える空間をテーマに、シェアオフィスやイベント空間として、コミュニティ作りも行っています。

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