2007年の設立以来利用者の能力、個性、その置かれている環境及び各自の目的に考慮した支援を行ってきた。その結果利用者が毎日充実した時間を過ごし個々の能力アップにつながっている。また、就労希望者に対してはジョブコーチの資格を持った支援員による適切な指導を行った結果開設以来6名が就職した。
に注意知事支援事業として時間外に利用者を預かることにより家族の負担軽減を計っており、年々利用者が増えている。相談支援事業に於いては相談支援員が利用者に寄り添った相談を行っており、最近はほかの同種施設との連携を深めることにより点から線、線から面へと広がった地域福祉を目指して活動している。

【団体の活動・業務】
法人設立時より山梨県内では最初に障害者自立支援法（新法）に基づいて各種事業を展開している。
（１）支援サービス（定員22名）
ア．自立訓練コース（生活訓練）6名
個々の課題や問題点を把握し社会適応性を高め、基本的生活習慣の向上と地域生活習慣の向上と地域生活への移行支援を行う。
ィ．就労継続支援（B）コース15名
利用者の仕事に対する意欲を高め就労の機会や生活活動の機会の提供を行う。具体的には企業委託品に関わる作業やパン、クッキー等の製造過程に携わり、その販売などを通じ他人とのコミュニケーション能力を高め、一般就労への移行に向けて努力する。
ウ．生活介護コース6名
常に介護を必要とする人に、昼間入浴、排泄、食事介護等を行うとともに、創作的活動又は生産活動の機会を提供します。具体的には
○便意、尿意の意思表示がスムーズに出来るよう支援する。
○トイレでの排便、排尿行為が自立できるよう支援する。
○食事支援（摂食、嚥下等）
○歯磨き支援
○散歩、ソフトエアロビなどを通じ体を動かすことの喜びを体験させる。
エ．就労移行コース（定員6名）
個別支援計画の進歩j状況に応じて一般就労等への移行に向け比較的難度の高い作業に取り組み、職場訪問等によるサービスを組み合わせて本人の適正に応じた職場探しをしている。
オ．日中一時支援事業
障害者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的に介護している家族の一時的な休息を目的として、障害者等の一時的な預かりを行う事業です。
（２）授産事業
主にパン、クッキー等の製品加工、販売、地元企業からの受託加工、更には農園作業を通じ働く意欲を獲得し、社会参加の実現を目指す。公共施設、地元のイベント会場に於けるショップ活動の展開を実現し、地域活動を充実する。
（3）職場実習、社会体験
就労移行への取り組みとして、利用者の適応能力や作業能力評価のための地域事業所等での実習等を実施し、能力開発や課題を取り組む。
（４）自主活動グループ
自主活動の場を充実し、グループによる活動の活性化を図る。とくに、近隣社会資源の活用を量り、図書館、公民館、文化ホール等の活動参加により、地域における支援体制のしくみづくりに努める。
（5）地域支援センターとしての役割
福祉ニーズ把握に努め、支援センターとしての機能を高め、地域福祉での役割を果たすための拠点づくりに努める。

【設立の経緯】
2003年10月　子供を養護学校（当時）に通わせている親の有志が卒業後の将来についての勉強会を立ち上げる
2004年　2月　甲府市内に受け入れ施設が少ないため新たな施設を作ることを決める
　　　　　4月　設立準備会発足、代表者に内藤敏雄を決定
　　　　　5月　県、市、地元自治会に計画を説明
　　　　10月　2006年度事業計画の認可内示
2005年　8月　県が2006年度事業計画の認可保留とする
2006年　2月　2006年度事業計画の認可内示
2006年　4月　社会福祉法人設立の認可　7月　第1回理事会理事長に内藤敏雄氏を選任
　　　　9月　　建設工事開始
2007年　1月　建設工事完了　2月社会福祉法人幸生会、障害者通所授産施設『エスペランサ』開所
【代表者略歴】
内藤敏雄
1947年6月16日生
1973年　神奈川県歯科大学卒業　東京女子医科大学病院勤務（助手）
1979年　社旗福祉法人浄風園病院歯科医長（東京、中野）
1980年　内藤歯科診療所開業
1983年　医学博士受領　山梨県歯科衛生専門学校講師
1995年　山梨県歯科医師会理事
2003年　山梨県歯科医師連盟副会長
2005年　山梨県歯科医師連盟会長
2006年　社会福祉法人幸生会理事長（現在）
2011年　日本歯科医師連盟理事
2013年　山梨県歯科医師連盟監事（現在）

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