一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会

基礎情報

団体ID

1381651312

法人の種類

一般社団法人

団体名(法人名称)

エンドオブライフ・ケア協会

団体名ふりがな

いっぱんしゃだんほうじんえんどおぶらいふけあきょうかい

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

●だれもが「生きてきてよかった」と思えるように
 最期まで自分の人生に誇りを持てるように

 日本は超高齢化社会を迎え、少ない生産年齢人口で多くの高齢者を支える時代に直面しています。社会資源が偏在し、地域におけるつながりが希薄化するなか、人知れず苦しむ人はますます増えていくことでしょう。したがって、従来の社会保障制度で解決できることには限界があります。

 特に、人生の最終段階を迎えた人やその家族の苦しみを前に、これまで様々な施策が行われてきたものの、抜本的な解決には至っていないのが現状です。この先、病院で最期まで過ごすことは難しくなり、自宅や介護施設での暮らしが求められていきます。実際、それを望む人は増えていますが、環境や資源などの理由から、すべての希望が叶うわけではありません。家族の介護と仕事の両立に悩む働く世代や、一人暮らしで地域とのつながりが弱く、孤独や不安を抱える人も増えていくことが予想されます。

 一方、その人たちの苦しみは、地域の人からはなかなか見えません。さらにこの問題をいっそう困難にしていることは、たとえ苦しむ人に気づいたとしても、「みんなに迷惑をかけたくない」「自分なんて誰にも必要とされていない」「誰にもわかってもらえない」と悩み苦しむ人を前に、どのように関わってよいのかわからず、足が遠のく人が少なくないということです。

●自分の苦しみをわかってくれる人がいるとき、
 たとえ死を前にしても、人は穏やかになれる

 エンドオブライフ・ケア協会は、ホスピス・緩和ケアで培ってきた対人援助の手法に基づき、人材育成に取り組んできました。看取りの現場で学んできたことは、「なんで自分だけ」「私の気持ち、誰にもわからない」と絶望や孤独を感じていた人が、たった一人でも、自分の苦しみをわかってくれる人の存在により世の中が違って見える可能性があること、そしてその苦しみから自分の支えに気づいたとき、たとえ苦しみは残り続けたとしても、穏やかさを取り戻す可能性があるということです。そのために「話を聴く」ということを大切にします。

 穏やかな理由は人によって異なります。私たちが大切にしているのは、数値だけではなく、顔の表情です。苦しみを抱えた本人とその家族にとって、どんなことがあると穏やかになれるのか、その条件(=支え)を本人との対話を通して探ります。そして、見出した支えを強めるために、誰が何をするとよいのか、難しい専門用語ではなく、また、抽象的な言葉ではなく、関わるすべての人にとってわかりやすく具体的な言葉にします(“援助を言葉にする”)。

 たとえ解決が困難な苦しみを抱えた人を前にしても、医療や介護の専門職だけではなく、家族や友人、近隣の住人も含めて、苦しむ人の力になりたいと願うすべての人にできることがあります。職種や立場を越えて、誰もが自分にできることがあることを知り、実践していくなかで、苦しむ人と関わることへの苦手意識を持っていた人も関わる自信を持てるように変わっていきます。


●子どもから高齢者まで、苦しみがありながら穏やかに生きていく

 解決が困難な苦しみを抱えているのは、人生の最終段階を迎えた人だけではありません。子どもから高齢者まで、それと気づかずとも誰もが“苦しみ”を抱えています。看取りの現場における対人援助からの学びは、そのまま「折れない心を育てるいのちの授業」として、学校、地域、企業などで紹介してきました。大人も、子どもも、「折れない心を育てるいのちの授業」で学んだ人は、これから出会う困難や苦しみと向き合うことができるでしょう。

 また、自分の苦しみと向き合うだけではなく、周囲で苦しむ人に気づき、関わることができるようになり、さらには苦しみを通して学んだことを、周囲へ自発的に伝えていくことで地域に優しさが連鎖していくことを期待します。


●お互いが支えになる コミュニティを通して学びあう

 苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる(と自分が感じる)相手がいるだけで、心が落ち着き、世の中が違って見えてきます。それは、苦しみを抱えた本人・家族に限らず、その苦しみと関わろうとする人にも同じことが言えます。

 対人援助とは、特定の立場や役割の人が一方的に提供するものではありません。あるときは誰かを気にかけ、あるときは誰かから気にかけてもらう。相互の関わりを通して学びあう。私たちがめざしているのは、一方通行ではなく、お互いが支えになるコミュニティです。

 苦しみに気づき、自分に何ができるか考え行動し、誰かの力になることは、自己肯定感を育みます。しかし一方で、役に立てない、何もできない、そんな自分をふがいなく思うこともあるかもしれません。たとえ解決が困難な苦しみに遭遇したとしても、それまで気づかなかった大切な自分の支えに気づくとき、自分自身の存在をこれでよいと認め、自分を大切に思い、自分の苦しみとも向き合う可能性がひらけます。

●持続可能な共生社会を創る

 私たちは、このような関わりができる人を社会に増やしていく活動を行っています。一部の人が一部の人にしかできない専門的なケアではなく、子どもも大人も誰もが、半径5mの人を気遣い、学び合うことでお互いが支えになるコミュニティが生まれる。その連鎖が地域に広がり、しなやかなまちをつくる。このような社会を、志を同じくする活動団体と共に実現することを願っています。

https://endoflifecare.or.jp/pages/about-us

代表者役職

代表理事

代表者氏名

小澤 竹俊

代表者氏名ふりがな

おざわ たけとし

代表者兼職

めぐみ在宅クリニック院長

主たる事業所の所在地

郵便番号

105-0001

都道府県

東京都

市区町村

港区

市区町村ふりがな

みなとく

詳細住所

虎ノ門3-17-1 TOKYU REIT虎ノ門ビル6F

詳細住所ふりがな

とらのもん 

お問い合わせ用メールアドレス

info@endoflifecare.or.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

03-6435-6404

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

03-6735-4579

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

連絡可能曜日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

105-0001

都道府県

東京都

市区町村

港区

市区町村ふりがな

みなとく

詳細住所

虎ノ門3-17-1 TOKYUREIT虎ノ門ビル6階

詳細住所ふりがな

とうきゅう りーととらのもんびる

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2015年4月21日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2015年4月21日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

7名

所轄官庁

その他

所轄官庁局課名

該当せず
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

保健・医療

 

子ども、青少年、障がい者、高齢者、福祉、教育・学習支援、地域・まちづくり、人権・平和、学術研究(医学、歯学、薬学)

設立以来の主な活動実績

●沿革
2000年
発起人の一人である小澤が、ホスピスで学んだことを子どもたちへの「いのちの授業」として、学校などへの出前授業を開始。解決困難な自分の苦しみや他者の苦しみに気づき関わる文化の醸成をめざす「折れない心を育てる いのちの授業」の原型が誕生。

2013-2014年
人生の最終段階に関わる人材育成プロジェクト開始。2025年に向けて、人生の最終段階に関わる人材の育成を全国的に行っていく必要性を確認。

2015年
3月 法人設立にあたり100名超の賛同者を得る
7月 第1回エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座
11月 NHK「おはよう日本」

2016年
1月 朝日新聞Be「フロントランナー」
7月 日本NPOセンター+電通共同企画ソーシャルポスター展採択
9月 特定非営利活動法人ETIC.社会起業塾イニシアティブ2016/NTTドコモ社会起業塾第1期生選出
9月 横須賀市・横須賀医師会からの委託により、横須賀市近隣の医療・介護職約100名を対象として、養成講座を実施。受講者数1,000名突破
11月 地域学習会開催プログラム提供開始、ELCファシリテーター認定開始

2017年
3月 NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」
6月 三菱UFJリサーチ&コンサルティング ソーシャルビジネス支援プログラム 共感賞受賞
9月 書籍「死を前にした人にあなたは何ができますか?」発刊、増刷。FITチャリティ・ラン2017支援先団体として選出
10月 パブリックリソース財団 Value Makerサイトの寄付的確性評価(格付け)において★3つを獲得

2018年
1月 JAMMINとのコラボチャリティキャンペーン実施
6月 ~苦しみから学ぶ~いのちの授業プロジェクト開始。NPO二枚目の名刺サポートプロジェクト
6月 企業向け研修(仕事と親の介護の両立)の定期開催開始
9月 SVP東京から投資・協働先として採択

2019年
3月 テレビ朝日「報道ステーション」
4月 NHK 「日曜討論」 (”2人に1人”の時代 がんとどう生きる)
8月 「折れない心を育てる いのちの授業」 講師認定開始
9月 NEC共創プロジェクト

2020年
7月 エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座をオンラインで提供開始
10月 サービスグラント・日立 企業プロボノ
10月 READYFOR 新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 第5期1回目助成先
11月 援助者養成基礎講座の開催数が通算100回を突破

2021年
2月 大阪市教育委員会との連携のもと、市内小学校へのいのちの授業開始
3月 日本財団 2021年度助成事業採択
3月 書籍「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」出版
10月 JAMMINとの2度目の1週間コラボチャリティ実施

2022年
1月 非営利組織評価センターによるグッドガバナンス認証を取得
3月 日本財団 2022年度助成事業2年目採択
7月 ユニバーサル・ホスピスマインドYouTubeチャンネルを開設

2023年
3月 日本財団 2022年度助成事業2年目採択
6月 住友商事株式会社プロボノによる短期プロジェクト(スコーパソン)

2024年
3月 コングラント株式会社によるマンスリー寄付挑戦プログラム採択

団体の目的
(定款に記載された目的)

超高齢少子多死時代において、人生の最終段階を迎えた人とその関わる人たちがたとえ解決できない苦しみを抱えていたとしても、最期まで「私」にとっての豊かさ(Well-being)を実感し、 自他に優しくなれる社会を目指すことを目的として、次の事業を行っています。

(1)「人生の最終段階」に対応できる人材の育成
(2)職種や世代を超えて学び、実践するためのコミュニティを支援する活動
(3)地域コミュニティのレジリエンス強化「折れない心を育てる いのちの授業」
(4)現役世代 / 将来世代の「もしも」に備える活動
(5)社会課題と活動への関心を育む取り組み

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

●現在の活動・業務

①「人生の最終段階」に対応できる人材の育成(エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座)
https://endoflifecare.or.jp/pages/elcsupporter-program

 人生の最終段階に限らず、解決困難な苦しみを抱えた本人や家族との関わりに苦手意識を持っている方が、自信を持って関われるようになるために、体系的な研修を全国6都市/オンラインで提供しています。

 医学的な話は、最小限にとどめ、カリキュラムの大半は、「早くお迎えがきてほしい」など答えることが難しい苦しみを抱えた人を前にして、1対1、または多職種で連携しながら、ロールプレイや事例検討で学んでいくというものです。励ましは通じない場面において、残り続ける可能性は、「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい」。どのような私たちであれば、相手から見て、「わかってくれる人」になれるかを学び、実践するための入り口に立つ研修です。

②職種や世代を超えて学び、実践するためのコミュニティを支援する活動(ツール、コミュニティづくり)
https://endoflifecare.or.jp/pages/community

 上記①は入学式と位置づけ、それぞれが現場での実践を経て、定期的に集まり学び続けることに真の価値を置いています。認定を受けた方が、ファシリテーターとしてそれぞれの地域で学習会を開催できるよう、継続的な学びの機会を提供しています。日々、「あの関わり方でよかったのだろうか」と悩む個人がつながり、学習と実践を振り返るコミュニティとして機能しています。現在300名を認定、約55地域で自発的に学習会コミュニティが立ち上がっています。

 ベースとなる考え方(苦しむ人への援助と5つの課題)と事例検討のフレームワークを提供した上で、事例については各自が持ち寄り、多職種が連携しながら、この状況においてどのような援助ができるかを言葉にしていきます。看取りの現場は正解がなく、苦しむ人の力になりたい想いが強ければ強いほど、うまく本人や家族を援助できないときに、その開きの大きさから苦しみ、一人で抱え、バーンアウトしがちです。誰かと共に振り返り、できたこと、できなかったことを言葉にすることで、次によりよいケアを提供し得る可能性が開けます。しかし残念ながら、同じ組織の中で理解が得られず、心が折れそうになっている人が少なくありません。地域でこのような場があることは、「支えようとする人の支え」としても機能しています。

③「折れない心を育てる いのちの授業」
https://endoflifecare.or.jp/pages/okproject

 人はなぜ、頭ではよくないとわかっているのに、大事な何かを傷つけてしまうのでしょうか?苦しくて仕方がないとき、自分や他者などを傷つけてしまうことがあります。どうすれば、苦しくても、傷つけずにこれからを生きて行くことができるのでしょうか?そして、誰かが目の前で苦しんでいるとき、あなたに何ができるでしょうか?

 このような問いで始まる「折れない心を育てるいのちの授業」は、ただ単に、いのちの大切さを頭で理解するためのものではありません。決して平坦ではないこれからの人生を生きて行く私たち一人ひとりが、解決困難な苦しみを抱えたときに、具体的な行動として何ができるか、それぞれの立場で感じ、考える授業です。

 協会から認定を受けた講師が各地で、あるいはオンラインで、小中高、医学・看護学校等や、地域コミュニティを対象として、対話で学ぶ場を作っています。認定講師は現在約230名、最年少14歳です。

●研修の成果(①について)
講座の前後で看取りに関わることへの困難感について自己評価を行い、「「死にたい」と訴える患者に対する対応に困難を感じる」という項目を含め、すべてにおいて有意に改善を認めています。

(1)「死にたい」と訴える患者に対する対応に困難を感じる(前4.63→後3.04 ※p=0.0001)
(2) 病状や予後など「悪い知らせ」を伝えられた後の患者への対応が難しい(前4.41→後3.06 ※p=0.001)

現在特に力を入れていること

●「解決困難な苦しみ」を抱えた人への対人援助
 エンドオブライフ・ケア協会の活動の基盤は、代表の小澤がホスピス病棟時代から行ってきた、「解決困難な苦しみ」を抱えた人との関わりにあります。人生の最終段階を迎え、理不尽な苦しみを抱え絶望を感じている人が、関わる人の誠実な援助により、穏やかさを取り戻す可能性を学び、実践してきました。

 まもなくお迎えが来る患者さん・家族への支援は、身体の痛みを和らげる援助に留まりません。今までできていたことが1つひとつできなくなり、自分が自分でなくなっていく、その事実に直面する苦しみを含みます。仕事に行けず、夜中に1人でトイレに行けず、家族に迷惑をかける、そのことに対する苦しみです。その苦しみはどれほど医学や科学が発達しても解決することはできません。しかし、その苦しみを通して、健康なときには気づかなかった自らの支えに気づくとき、苦しみを抱えながらも穏やかさを取り戻します。家で過ごせるだけで嬉しい、そばに家族がいるだけでほっとする、何気ない友人の一言が暖かい、お風呂に入れることは素晴らしいことであると感じる、などです。すると、みんなに迷惑をかけるだけと思っていた自分を、「こんな自分だけれども生きていて良かった」と思える可能性が見えてきます。

 このアプローチを体系化したものが、「苦しむ人への援助と5つの課題」であり、苦しみを抱えた本人との1対1の対話で深めていく方法と、関わるすべての人が一緒になりその人の穏やかになれる理由を探る方法とがあります。エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座では、前者をロールプレイで、後者をグループによる事例検討で、それぞれ習得します。

●課題の普遍性
 当協会が取り組む課題の背景には超高齢多死時代があり、一般的には、これから亡くなっていく当事者(特に高齢者)の課題解決と考えられるかもしれません。しかし苦しむのは、人生の最終段階を迎える本人だけではありません。本人が抱えている「解決困難な苦しみ」は、援助者(医療・介護職)も、家族にも影響を及ぼします。目の前で苦しむ人を前に、何もできない無力感から、自分を認めることができず、逃げ出したくなることが少なくありません。

 本人も、関わる人も、何があると穏やかさを取り戻すことができるか。鍵となるのは、自分の苦しみを「わかってくれる人」との関わりです。当協会の最大の強みは、当事者(本人・家族)でも、援助者(医療・介護職)でも、その予備軍でも、子どもから大人まで含めた、普遍的な課題への対応を扱っていることです。

●全国民がいつか当事者
 これまで、当協会の活動は、多くのメディア(一般・専門問わず、新聞・雑誌・テレビ・Web)に取り上げていただいています。朝日新聞beフロントランナー(2016年1月)、NHKプロフェッショナル仕事の流儀(2017年3月)などに取り上げていただき、一般向け書籍「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」(アスコム出版)は25万部を越えています。このことからも、このテーマが一部の看取りに関わるエキスパートだけのものではなく、いつか「その時」を迎える国民一人ひとりのものであることを表していると考えます。

今後の活動の方向性・ビジョン

どれほど科学が発達しても、すべての苦しみを解決することはできません。親の介護が始まったり、子育てで悩んだり、限られたいのちを前にどのように関わってよいかわからず苦しむ人がいます。

たとえ解決できない苦しみを抱えたとしても、自分の苦しみをわかってくれる人がいること、解決できない苦しみを通して自らの支え(将来の夢、支えとなる関係、選ぶことができる自由)に気づいたとき、穏やかに過ごせることを、ホスピスの現場で学んできました。

苦しみがまだ小さいうちに関わる人がいたならば、孤独・孤立の少ないコミュニティになることでしょう。そのために半径5mの誰かに気づき関われる担い手が必要です。

私たちは、この「ユニバーサル・ホスピスマインド」を子どもも大人も実践できるように、人とコミュニティを育てる活動を全国で行っています。地域社会が直面する関係性希薄化の中でも最期まで幸せに生きる文化づくりに取り組んでいます。

定期刊行物

現在、月に1-2回の頻度で、会員向けにメールマガジンを発行しています。

団体の備考

●代表者略歴
小澤 竹俊 当協会理事 めぐみ在宅クリニック院長
1963年東京生まれ。世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたい と願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。 1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、1994年より横浜甦生病院 内科・ホスピス勤務、1996年にはホスピス病棟長となる。2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」との思いから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組んでいる。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

◆協賛:
当協会の活動に対し、その専門性を通じてご支援いただいた法人です。

・特定非営利活動法人ETIC.(社会起業塾イニシアティブ2016)
・株式会社NTTドコモ/株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(Villageソーシャル・アントレプレナー第1期生)
・株式会社電通(日本NPOセンター+電通共同企画ソーシャルポスター展、折れない心を育てるいのちの授業 映像制作)
・Well Study(エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座研修効果に関わる研究)
・フィッシュ・ファミリー財団 JWLI(The Japanese Women’s Leadership Initiative)
・FIT チャリティ・ラン(Financial Industry in Tokyo For Charity Run)2017
・一般社団法人セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン(ToC作成)
・JAMMIN合同会社(Tシャツ等デザインを通したチャリティ)
・特定非営利活動法人二枚目の名刺(NPOサポートプロジェクト)
・特定非営利活動法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)東京(組織基盤強化)
・一般社団法人 日本医療デザインセンター(ToCデザイン)
・日本電気株式会社(NEC社会起業家共創プロジェクト)
・株式会社日立製作所(サービスグラント・日立 企業プロボノ)
・SMBC日興証券株式会社(プロボノワーク)
・JWLI(The Japanese Women’s Leadership Initiative) Ecosystem(グラントライティング)
・認定非営利活動法人サービスグラント(ウェブサイトリニューアル設計)
・富士通プロボノ部(富士通グループ社員有志によるボランティア活動)
・住友商事株式会社(スコーパソン/団体の運営課題の棚卸とプロボノ募集記事の作成)

◆受賞:
当協会が取り組む社会課題の重要性を含めて、下記受賞の形で評価をいただきました。
・三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング ソーシャルビジネス支援プログラム 共感賞受賞
・カンヌライオンズ国際クリエイティブフェスティバル(広告の国際賞デザイン部門)にて、電通様制作のソーシャルポスターがShortlist(ファイナリスト)選出
・パブリックリソース財団 Value Makerサイトの寄付的確性評価(格付け)において、★3つを獲得し、寄付対象団体として掲載。
・8th Asia Pacific Eldercare Innovation Awards 2020: INNOVATION OF THE YEAR – CAREGIVER MODEL部門Finalist受賞

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・特定非営利活動法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)
・特定非営利活動法人ETIC.
・特定非営利活動法人 二枚目の名刺(NPOサポートプロジェクト)
・日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団

企業・団体との協働・共同研究の実績

・企業との協働
プロボノ支援(NEC、日立、SMBC日興証券)

・調査研究:
北里大学医学部医学教育研究部門助教を始め、有志による、「エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座」の第三者評価(質的研究)を行っていただいております。

行政との協働(委託事業など)の実績

一般社団法人横須賀市医師会ほか、様々な自治体や職能団体からの委託により、看取りに関わる医療・介護人材の養成講座を開催しております。

●横須賀市医師会における取り組み(横須賀医師会HPより)
横須賀市では市民の高齢化が進み、在宅医療・在宅看取りの環境整備が急がれています。医師会は平成24年、在宅医療連携拠点「かもめ広場」を立上げ、在宅医療の普及と関係多職種によるネットワークづくりに取組んできました。平成25年から市の「在宅療養連携推進事業」の実施委託を受け、今後市と連携しながら在宅医療を推進していきたいと考えています。



また、委託事業ではございませんが、代表理事・小澤 竹俊が、以下の事業において、事例紹介として取り上げられています。

「内閣府 自殺対策白書 平成21年版」
 事例紹介「いのちの授業の取組~ホスピスから学ぶいのちの教育」
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財政

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
1,350,711円
2,025,778円
 
民間助成金
2,388,000円
2,786,222円
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
22,381,977円
24,634,616円
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
26,120,907円
29,585,505円
 
前期繰越金
25,118,756円
22,131,014円
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
28,981,849円
31,291,186円
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
22,131,014円
20,260,033円
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
24,694,203円
 
固定資産
720,000円
 
資産の部合計
25,414,203円
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
3,283,189円
 
固定負債
 
 
負債の部合計
3,283,189円
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
22,131,014円
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
1,350,711円
2,025,778円
 
受取民間助成金
2,388,000円
2,786,222円
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
22,381,977円
24,634,616円
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
26,120,907円
29,585,505円
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
15,833,213円
16,015,341円
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
13,148,636円
15,275,845円
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
28,981,849円
31,291,186円
 
当期経常増減額
-2,860,942円
-1,705,681円
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
126,800円
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
-2,987,742円
-1,870,981円
 
前期繰越正味財産額
25,118,756円
22,131,014円
 
次期繰越正味財産額
22,131,014円
20,260,033円
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
24,694,203円
 
固定資産合計
720,000円
 
資産合計
25,414,203円
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
3,283,189円
 
固定負債合計
 
 
負債合計
3,283,189円
 
正味財産合計
22,131,014円
 
負債及び正味財産合計
25,414,203円
 
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組織運営

意志決定機構

理事会(年4回)、社員総会

会員種別/会費/数

一般会員1,809人、会費3,300円(ただし養成講座の受講料に初年度年会費を含む)

加盟団体

全国レガシーギフト協会

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
1名
 
非常勤
3名
3名
常勤職員数
0名
役員数・職員数合計
7名
イベント時などの臨時ボランティア数
50名

行政提出情報

報告者氏名

なし  

報告者役職

なし

法人番号(法人マイナンバー)

9020005012105

認定有無

認定なし

認定年月日

2015年4月21日

認定満了日

2015年4月21日

認定要件

相対値基準、仮認定

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

令和6年6月 監査実施済み
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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

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