高齢者、福祉

　この社会福祉法人（以下「法人」という。）は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、次の社会福祉事業を行う。
（１）第一種社会福祉事業
　　　（イ）特別養護老人ホーム　香久山インパレスの設置経営
　　　（ロ）軽費老人ホーム　　　ケアハウス天の香久山の設置経営
（２）第二種社会福祉事業
　　　（イ）老人デイサービスセンター　香久山デイサービスセンターの設置経営
　　　（ロ）老人短期入所事業（香久山インパレス）
　　　（ハ）老人介護支援センター　　　香久山老人介護支援センターの設置経営
　　　（ニ）老人デイサービスセンター　やわらぎの郷デイサービスセンターの受託経営
　　　（ホ）無料又は低額な費用で介護老人保健施設を利用させる事業
　　　　　　（ケアステージみみなし）
（３）公益を目的とする事業
　　　　この社会福祉法人は、社会福祉法第２６条の規定により、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自　　　立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することなどを目的として、次の事業を行う。
　　　（１）居宅介護支援事業

人材の育成
　有資格者や経験豊かな人材を質・量ともに確保することは困難を極め、慢性的な介護現場の人材不足、介護職員の職場定着が叫ばれている今日、人材の安定的確保・育成が危急の課題となっております。
　キャリアパスを生かし、育成につながる有効な人事考課制度の運用や、業務の効率化、職員の意識改革、コア人材の早期選抜と最適な配置を心がけた適材適所の人材配置等、法人各事業所が一体となり、過去のさまざまな経験事例から検討を重ね、「介護現場の人材確保と育成」に取り組んでおります。
　現在、求人に際しましては、資格を持っておられない方や経験のない方の応募もかなり多く、そういった若者達にも雇用の門戸を広げ、面接の機会を与え、採用させていただいております。つきましては、まず「体験学習」をし、不安や緊張を和らげ、施設内研修・実習を繰り返し実施し、介護技術のみにとどまらず、「ご利用の皆様方の多くが、戦中戦後の混乱期を生き抜き、国をあげての復興に携わり、現代日本の礎を築かれた人達である」ことを若い職員に正しく継承し、世代を超えたコミュニケーションづくりに力を入れ、相互理解を深めることにより尊敬の気持ちを持って介護させて頂くよう指導しております。
　福祉施設職員には、一般企業で働く労働者以上に豊かな人間性が求められております。いかに技能が高くても、常に相手側の立場にたった心づかい＝魂が入らなければ、本当の処遇にはなりません。
　満足度の高い良質なサービスを円滑に提供させて頂くためには「職員の資質の向上」が、必要不可欠であると考えております。福祉施設職員としての意識改革に加えて、資格取得を支援するため、介護福祉士・介護支援専門員等受験資格を有する職員に対し、積極的に受験することを促し、繰り返し勉強会を開催し、業務終了後や公休を返上しての職員たちが、共に学び競い合いながら、合格率を高め、人材のレベルアップに努めております。又、施設内研修においては、職種別に専門的・技術的な「研修」と「実習」を計画的に効果的に行い、外部研修については行政や社会福祉協議会等が主催する新任研修をはじめ、福祉サービスマナー研修等各種研修会・講習会への積極的な参加の機会を設け、研鑽することにより高齢福祉施設職員としての意識を高め、より良い人材として定着を願い、人材の育成・雇用の安定に努めさせて頂いております。
　さらに、市内中学校生の「職場体験」をはじめ、理学・作業療法士、歯科衛生士等の実習を毎年度多数受け入れさせて頂いておりますが、机上では学び得ない貴重な体験をして頂くと同時に高齢者と次代を担う若者達との大切なふれあいの場ともなっており、「青少年育成の一助」となれば幸いであると常に考えております。
＜備考＞
　透明性のある公正な人事評価を行い、コア人材の早期選抜や育成につながる適材適所の人材配置に配慮し、人材の養成・定着に努めております。
１．キャリアアップ　一般介護職員→フロアー副主任補佐→フロア副主任→フロア主任→４フロア統括責任者
２．ジョブローテーション　特別養護老人ホーム→介護老人保健施設・ケアハウス・デイサービスセンター・通所リハビリ
　　　　　　　　　　　　　介護老人保健施設→特別養護老人ホーム・通リハ・デイサービスセンター
３．職種変更　介護職員→生活相談員→ケアマネージャー→事務総合職

4月

認定なし

 

 

未実施