子ども、青少年、福祉

困っていることを、「困っている」と言えない親子は、育ってきた環境や、今置かれている生活状況の中で「責められている」という経験を積んでしまっています。
そういった親御さんたちが、親子の触れ合い・遊び方講座に参加することで、ほかの子どもとの成長や、自分の子育ての仕方を比較することなく、自分の子どもにあったオモチャ作りを通して、成長にあった遊び方・関わり方を手に入れることができます。
そういった個別の関り方を手に入れることで、純粋に子どもをかわいいと感じたり、子育ての自信を取り戻すことができます。
一般的な子育ての枠組みではなく、環境や家族背景、子どもの特徴を考慮し、一緒に考えることで、子育ての孤立や、虐待防止に役立つと感じています。

必要な情報が届いていない世帯への情報発信（チラシ配布）や、子どもの特徴に合わせた遊び方（おもちゃ作り）を定期的に開催し、一人でも多くの孤立している親子へ、安心した関わり方の提供をしたいと思っております。

また、虐待世帯にはDVの背景が密接しており、育ってきた環境が影響し、DVや支配に気づきにくいのが現状です。
そういった背景に苦しむ方に、連鎖の仕組みや、連鎖を終わらせる、暴力や支配のない関係を手に入れてもらうための、情報発信、学びの場を提供したく、それぞれの専門家をお招きし、講演会や研修を通し、啓蒙・啓発活動を行っていきたいと考えています。

虐待やＤＶは見えにくいけれど、いつも隣り合わせの日々の中にあります。
誰もが被害者や加害者になりうる社会環境の中で「誰かが悪い」と言ったり、転嫁された悪者を作ったりしなくていい、そんな社会になっていくことで、そんな考え方になっていくことで、「生きていこう」と思っていける力を、かたちにしていきます。

 

 

 

認定なし

 

 

未実施