1990年、知的障がい者の父母やボランティアが中心になり、自然生クラブが発足。筑波山麓に一軒の農家を借りて知的障害者と共同生活を始める。コミュニティー農園と和太鼓による表現活動を開始。平成８年にリトアニアの知的障害者演劇祭に特別招待される。以降、デンマーク、イギリス、香港、ベルギー、アイルランド、ドイツ、スイスの演劇祭に招待され、「創作田楽舞」を公演。1989年、茨城県功績賞を受賞。2001年、ＮＰＯ法人化。同年、米倉庫を改装した「田井ミュージアム」をアート活動の拠点とする。2009年、オーガニックカフェ・菓子工房「ソレイユ」オープン。同年、国際交流基金「地球市民賞」を受賞。2010年、自然生クラブ設立２０周年記念事業として、ベルギー・リエージュの「クレアム」のサーカス（生バンド付）を日本に招き、自然生クラブの創作田楽舞と共に、知的障がい者と創る舞台を多くの人に楽しんでもらいました。

筑波山麓（茨城県つくば市）を拠点に、知的ハンディキャップのある人たちと共同生活をしながら、有機農業を中心とした環境運動に取り組んでいます。また、その生活から生まれた感性を太鼓や創作楽器を使って表現しています。ヨーロッパでの公演を契機に、ディファレント・アートを実践する芸術団体との交流を深め、絵画や身体に及ぶ表現活動を行っています。

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