【設立経緯】

瀬戸内の多くの島を内包する私たちの町、今治市。
ある年代以上の人は夏の思い出は海とともにありました。
しかし、現在の子どもたちは海に行く機会が減っていると言われます。
わたしたち大人が感じていた「海」への憧憬は変わりつつあるようです。
せっかく海という財産が身近にあるのだから、まずは海に行く機会を増やしたい。
そこで見たり、知ったりすることで、地元の海のよさを再発見してもらいたい。
同時に大きな問題になっている「海ゴミ」の問題についても考え、
解決への糸口を一人一人が見つけて行動していけたら。

今治市のコミュニティFMの
ボランティアメンバーの地元の海への思いに端を発し
グループをつくって活動し始めました。
その時に感じていたのは
”海ゴミの問題に関しては拾うだけの活動にはしたくない”ということ。
どうしたらいいのか、と海洋や生態系に詳しい専門家に相談し
一緒にデータをとりながら、意識づくりをするという形態をとることが決定。
それに賛同する若者や、海関係者（漁協、漁食アドバイザーなど）もメンバーに加わり
定期的な活動、発信をしていくことになりました。

合言葉は「【SEA】See Enjoy and Act」。
見て、知って、楽しみながら行動し、地元の海を好きになる。
そんな循環を生み出す活動へ。

【活動実績】（＊前団体「ラヂバリビーチクリーンチーム」）

2009年　活動開始
・毎年春・秋にビーチクリーン活動を実施。
・海の日前後に子どもたちを対象に夜の生き物観察実施。
・地元イベントにビーチクラフトなどで年4回～5回参加。
・平成24年度「愛媛未来づくり協働提案事業」の担い手サポートで
　地元漁協や公民館とのコラボ事業に関わる。
・今治市立中央図書館で展示発表+クラフトワーク（2013年12月）
・愛媛環境フェアに出展（2014年1月）
・NPO法人アクションアイランドの津島（離島）の生活支援事業のサポートとして
　島民たちとビーチクリーン。（2014年11月）
・いまばり環境フェスティバルにパネラーとして参加（2014年11月）　
・しまのわクリーンアップday（しまのわプレイベント）(2014年3月、2015年3月）

2015年、団体名を「ビーチクリーンしまなみ」（任意団体）とし、更なる活動を展開。

（1）今治市地域とその周辺部の海岸及び海洋の海洋ゴミの回収活動。

（2）海岸の環境保全に関与して考察し啓発する活動。

（3）自然環境の保護や希少野生動植物の保護に関する活動。

（1）他団体との協働
新たな広がりを持たせるため、ビーチクリーンという枠にとらわれない、
さまざまな団体（特に子どもや若者の参加を促せる団体）との協働を展開しながら、
楽しい企画を打ち出していきたいと思っています。

（2）行政との連携。
今治市では昨年より「日本一美しい町今治を目指して」と題し、
クリーンアップに力を入れています。
「ビーチクリーンしまなみ」ではメンバーが積極的に
会議に参加し、行政との連携の中で、海ゴミ問題に関する提案など
行っていきたいと思っています。

FMラヂオバリバリ「桜井海岸ものがたり」公開録音放送
（2013年3月3日・休暇村瀬戸内東予にて）
（＊前の団体「ラヂバリビーチクリーンチーム」実績）

「第20回全国青年・女性漁業者交流大会」にて長官賞受賞
（2015年2月26日、27日）
メンバーの桜井漁協青年部副会長による私達の活動
「環境保全、ラジオからの発信」の発表が長官賞を受賞。
（＊前の団体「ラヂバリビーチクリーンチーム」実績）

無