1996年4月から共同作業所リサイクル・ランとして住居を借りて通所者３名で開設。1999年4月利用者が増えたため、現在の住所に移転。障害の区別や軽重にか
かわらず、地域において自立した日常を望む方々が、自分らしい生き方を実現し、地域に貢献し、また一般就労につながる方法を模索して参りました。当事
者自身が主体となれるような、生活・就労支援及びそれに伴う助言や補助をよ
り安定した立場で行うために2007年には理事長を楠敏雄としたＮＰＯ法人虹の
会を設立し、福祉作業所「リサイクルラン」と地域活動支援事業3型の「虹色の
たまご」を運営。2010年からはどちらも地域活動支援事業3型の施設として運営
をした。2011年4月からは「リサイクルラン」「虹色のたまご」の2つを統合し
就労継続支援Ｂ型施設「リサイクルラン」として活動を開始している。

リサイクルランは現在18名の方が利用しています。半数
くらいの人が送迎サービスを使い、半数の方は徒歩や自
転車で通所されます。10時までは当番のお昼のお米を研
いだりゆっくりとお茶を飲んだり、昨日みたテレビの話
しをして過ごし、10時からは作業に取り組みます。その
時々で作業内容は変化しますが、種類、行程も細かくあ
るので、どの人も取り組むことができています。昼食の
準備は当番の人を中心に、みんなで分担してご飯や味噌
汁をよそったりおかずを選んだりしながら、配膳を進め
ます。昼食は手作りで温かいものを毎日手作りで準備し
ています。季節食、お誕生日のときなどの希望メニュー、
刻みなどの特別食の相談にものっています。日中は作業
時間と休憩時間を明確にし、メリハリのある時間を意識
しています。時には休憩時間に茶話会や利用者主催の会
議なども開催しています。利用者の方には障害者支援法
等関係法令に則り利用者の自立と社会経済活動への参加
を促進するために通所による就労や生産活動の機会を提
供するとともに、一般就労に必要な知識、能力が高まっ
た者について、一般就労等への移行に向けて支援するた
めに事業者が個別支援計画に基づき支援しています。

無