公益財団法人日中医学協会

基礎情報

団体ID

1441669742

法人の種類

公益財団法人

団体名(法人名称)

日中医学協会

団体名ふりがな

にっちゅういがくきょうかい

情報開示レベル

★ ★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

日中医学協会は、1978年に日中友好協会内に日中間の医学・医療交流の専門窓口として設置された「医学学術交流小委員会」を源流としてスタートした。1980年に任意団体「日中医学協会」を創立し、1985年の財団法人設立を経て、2013年に公益財団法人へ移行した。
日本国内では日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会等の関連団体、及び全国医科歯科薬科看護大学、医療機関の専門家の協力のもとに、専門家交流をはじめとして様々な形で中国の医療関係者と交流を行っている。また、「日中笹川医学奨学金制度」「日中医学交流会議」「日本式医療の中国展開」等の事業を通じて中国国家衛生健康委員会(中国保健省)や中華医学会等と交流を深め、40年にも及ぶその交流は、確固たる信頼関係を築き上げ、日中間の医学・医療交流に必要不可欠な存在と、国内外から高い評価をいただいている。
日中医学協会は、これまで培ってきた日中間の信頼関係と高い評価を以て、今の時代に相応しい事業展開を目指し、日中両国国民の未来志向のために、医学・医療を含むヘルスの領域で、日中両国の国益に適うプログラムを提供している。

代表者役職

代表理事(理事長)

代表者氏名

跡見 裕

代表者氏名ふりがな

あとみ ゆたか

代表者兼職

学校法人跡見学園理事長

主たる事業所の所在地

郵便番号

101-0032

都道府県

東京都

市区町村

千代田区

市区町村ふりがな

ちよだく

詳細住所

岩本町1-4-3 住泉KMビル6階

詳細住所ふりがな

いわもとちょう すみせんけいえむびる

お問い合わせ用メールアドレス

iryo@jpcnma.or.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

03-5829-9123

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

03-3866-9080

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1985年9月2日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

1985年9月2日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

50名

所轄官庁

内閣府

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

国際交流

 

在日外国人・留学生、保健・医療、国際協力、助成活動

設立以来の主な活動実績

1980 日中医学協会創立(任意団体)
1985 財団法人日中医学協会設立
1986 日中医学協会、笹川記念保健協力財団、中国衛生部(中国保健省)の三者で「笹川医学奨学金制度」協定書に調印-10年間で1,000名の研究者を日本に招請、日中医学協会が日本側運営を担う
1986 共同研究等助成事業開始-調査・共同研究助成、中国人研究者・技術者招聘助成、日本人研究者派遣助成、在留中国人研究者助成、学会助成、トラベルグラント助成(2017年まで実施、以降休止中)
1986 機関誌創刊
1987 学術シンポジウム「日中医学交流会議」開催(以降ほぼ毎年日本または中国で開催)
1992 「日中医学大会1992」(日中国交正常化20周年認定行事)を中国で開催-日中両国から3,400名と68学会が参加、これを機に日本と中国の学会が交流を開始
1993 外務省補助金の交付を受け中日友好医院(北京)への日本人専門家派遣事業開始(2003年から自主事業)
1995 財団設立10周年記念シンポジウム開催(中国衛生部副部長講演)
1996 日中医学協会、笹川記念保健協力財団、中国衛生部で「日中笹川医学研究者制度」(第二次)協定書に調印-10年間で1,000名の研究者を日本に招請
2000 財団設立15周年記念シンポジウム開催(中国衛生部副部長講演)
2002 「日中医学大会2002」(日中国交正常化30周年認定行事)を中国で開催-日中両国から2,000名と74学会が参加
2005 財団設立20周年記念シンポジウム開催(中国衛生部副部長講演)
2007 日中笹川医学奨学金制度20周年記念式典を中国で開催
2007 日本財団と中国衛生部で「日中笹川医学奨学金制度(第三次)」協定書に調印-5年間で150名の中国の研究者を日本に招請
2012 「日中医学交流会議2012」(日中国交正常化40周年認定行事)を日本で開催
2010 経済産業省の医療の国際化にかかる事業を受託(2015年まで毎年受託)
2013 公益法人制度改革により公益財団法人に移行
2013 JICA中国国別「突発的公衆衛生課題」(訪日研修事業)受託(2019年まで毎年受託)
2007 日本財団と中国衛生部で「日中笹川医学奨学金制度(第四次)」協定書に調印-5年間で150名の中国の研究者を日本に招請
2015 財団設立30周年記念シンポジウム開催(中国国家衛生・計画生育委員会副主任講演)
2015 日中消化器内視鏡診断治療・病理合同研修プロジェクト開始-毎期中国6病院から内視鏡医と病理医をペアで招請
2016 日中笹川医学奨学金制度30周年記念式典を日本で開催
2017 日本財団、日中医学協会、中国国家衛生・計画生育委員会で「日中笹川医学奨学金制度(第五次)」協定書に調印-日中医学交流の新たな形を目指し「学位取得コース」と「共同研究コース」で構成
2018 「日中医学交流会議2018」(日中国交正常化45周年認定行事)を中国で開催
2023 日中笹川医学奨学金制度35周年記念式典を中国で開催
2023 日本財団、日中医学協会、中国国家衛生健康委員会で「日中笹川医学奨学金制度(第六次)」協定書に調印-第五次制度の「学位取得コース」と「共同研究コース」を進化発展させると共に「ポストドクターコース」を新設(2024年度開始)

団体の目的
(定款に記載された目的)

日本と中国の医学、歯学、薬学、看護学、介護等の医療関連諸領域における交流事業を行い、日中両国及び日中両国を中心としたアジア地域の保健医療の普及及び向上に寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.日中両国の保健医療に関する学術的共同研究の実施及び助成
2.日中両国の保健医療に係る研究の交流のための保健医療関係者の派遣及び招請並びにこれらの事業の援助
3.日中両国の保健医療に係る研究の交流のための保健医療関係研修生の派遣及び受入れ並びにこれら事業の援助
4.日中両国の医学その他保健医療に関する学術及び技術に関連する情報の交換及び提供
5.中国に対して行われる医療協力の事業の受託及び援助
6.その他の目的達成のため必要な事業

現在特に力を入れていること

1.研究助成事業
・日中笹川医学奨学金制度(日本財団助成事業)
・中国人医師・研究者招聘事業
(日中消化器内視鏡臨床診断治療・病理合同研修プロジェクト、医療従事者育成プロジェクト他)
2.学術会議開催事業
・日中医学交流会議
・医療の国際化に係わるシンポジウム
・共催・後援事業
3.医療協力事業
・笹川医学奨学金進修生同学会(日中笹川医学奨学金制度研究者同窓会)事業への支援(日本財団助成事業)
・医療の国際化に係わる事業
・中国医療機関・学術会議等への日本人専門家派遣
・医療視察訪中団の派遣
・医療視察訪日団・訪日者の招聘
・医療従事者の訪日研修支援
4.広報事業
・機関誌『日中医学』の定期刊行(デジタル版・冊子版)
・日中間の医学・医療交流に関する情報の発信(ホームページ、メール配信等)

今後の活動の方向性・ビジョン

世界のGDPの約3分の1を占める東アジア地域は、力強く経済成長を続ける一方で、急速に高齢化が進み、社会保障体制とともに医療提供体制が喫緊の課題となっており、アジアは政治的にも不安定の中にあるため、民間による地道な交流活動を通じて、日中両国及び日中両国を中心としたアジア地域の保健医療の普及と向上に寄与していく。
中国の医療政策と日本の成長戦略(健康・医療戦略)との連動を見据えて、日中両国に有するネットワークを活用し、日本の医療関係者と中国の政策部門・医療機関・医療従事者とのコーディネートに係わるプラットフォームを強化する。

定期刊行物

機関誌『日中医学』(1986年創刊)を年4回発行し、各号の特集テーマについて日中両国の専門家からの寄稿文を掲載する他、日中間の医学交流に関する情報も掲載している。すべての記事を日本語と中国語で掲載し、日中双方の医療関係者、医療関連機関・団体、政府機関等に配布して、両国の医療事情の把握・理解に役立てていただいている。
Vol.37 No.1(2022年5月発行)から電子ブックに移行した(希望者には冊子を郵送)。電子ブックは、協会ホームページに掲載している。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

日本財団助成事業
・日中医学奨学事業       1987~2012年度
・日中医学学術交流促進事業   1996~2012年度
・日中笹川医学協力プロジェクト 2013~2024年度
(日中笹川医学奨学金制度・笹川医学奨学金進修生同学会事業)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

中華医学会/日本医学会/日本歯科医学会
・日中医学大会1992・2002
・日中医学交流会議
中華医学会/天津武田薬品有限公司
・日中医学交流フォーラム(第2回~第4回)  等

企業・団体との協働・共同研究の実績

オリンパス中国/中国国家衛生健康委員会国際交流センター
・日中消化器内視鏡診断治療・病理合同研修プロジェクト
小太郎漢方製薬株式会社/日本TCM研究所/天津中医薬大学他
・医学生のための漢方医学セミナー
天津武田薬品有限公司
・日中子宮内膜症交流サミット
・日中婦人科良性疾患交流フォーラム
日本医薬器材工業会
・中国医療機器セミナー  等

行政との協働(委託事業など)の実績

経済産業省
・医療の国際化にかかる事業  2010~2014年度
(国際医療交流人材育成支援事業、日中医療機器審査交流会、日中医療関係者交流会、日中医療交流協議会、日本留学経験者交流会)
国際協力機構(JICA)
・中国国別「突発的公衆衛生課題」(訪日研修事業) 2013~2019年度
科学技術振興機構(JST)
・「国際青少年サイエンス交流事業」(さくらサイエンスプログラム) 2014~2022年度  等