一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会
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団体ID |
1450526916
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法人の種類 |
一般社団法人
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団体名(法人名称) |
アニマルパスウェイと野生生物の会
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団体名ふりがな |
あにまるぱすうぇいとやせいせいぶつのかい
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会(Animal-Pathway & Wildlife Association)では、樹上性の野生動物の道「アニマルパスウェイ」の設置・普及を通じて、森林の生物多様性と保全の重要性の啓発・教育を行っています。「アニマルパスウェイ(Animal-pathway)」とは2004年に、経団連自然保護協議会のNGO/NPOと、企業の懇談会で出会った(財)キープ協会やまねミュージアム館長と、ゼネコン2社で創設したアニマルパスウェイ研究会が作った造語です。Animal(動物)+Pathway(通り道)を連結しています。文字通り動物の通り道ですが、狭義では樹上性動物のための通り道を意味しています。「アニマルパスウェイ」は、道路や鉄道線路などで分断された森を結ぶ樹上性動物のための小さな橋です。アニマルパスウェイと野生生物の会はアニマルパスウェイ研究会の事務局として、「アニマルパスウェイ」を国内外に普及するため、様々な取り組みを行っています。アニマルパスウェイ研究会は、道路などの直線的構造物で分断された森林に棲息する樹上性小動物のための廉価な「アニマルパスウェイ」を開発し、森林生態系を保全するための実践的研究と国内・世界への普及を図ることを目的とした任意研究会です。
森林の生物多様性について:森林は生物多様性の豊かな生態系です。森には、例えば国の天然記念物で準絶滅危惧種のニホンヤマネや、地域によっては既に絶滅した可能性の高い個体群に分類されるニホンリスなどの枝から枝を通り道にして棲息する樹上性の小動物がいます。わたくしたちが利用する道路などはその通り道を分断しています。時には道路を横断しようとする生き物たちを轢いてしますこと(ロードキル)も起こります。当会は主にこのような樹上動物の保全とそのための方策としての「アニマルパスウェイ」の普及を目指しています。森林に棲む野生生物の中で、特に樹上で生活している小動物を樹上性動物(哺乳類)と云います。「アニマルパスウェイ」の対象動物はニホンヤマネ、ニホンリス、ヒメネズミ、ニホンモモンガ、ムササビ、ケナガネズミ、ホンドテンのような動物です。またアニマルパスウェイを様々な昆虫や鳥類も利用しています。 ロードキルについて:私たちは道路を便利に利用していますが、もともとある動物の通り道(けものみち)をあちこちで分断しています。地方や都会の道路でも多くの生き物たちが、交通事故にあって轢死(車などにひかれて死んでしまうこと)したり、傷を負っています。現在、データが公開されているNEXCO三社のロードキルの件数は年間4万件余り、しかし、NEXCO三社の管理する道路は全国の道路総延長の1%にもあたりません。如何に多くの生き物が、私たちの交通社会の犠牲になっているか想像もつきません。エゾシカなどの大型動物などでは人の死亡事故も発生しています。道路を利用している企業や市民の皆さんに気に掛けていただきたいと思います。 遺伝子の多様性損失:同じ種でも異なる遺伝子をもつことにより、形や模様、生態などに多様な個性をもち、優性な子孫を受け継でいきます。しかし、森林が分断され孤立すると、枝から枝を移動経路とする樹上性の動物たちは、他の遺伝子をもつ種と交われなくなり、徐々に劣化して、しまいには絶滅する可能性もあります。孤立する森林を繋げることは、命を繋げることになります。 |
代表者役職 |
代表理事
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代表者氏名 |
大竹 公一
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代表者氏名ふりがな |
おおたけ こういち
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
178-0064
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都道府県 |
東京都
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市区町村 |
練馬区
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市区町村ふりがな |
ねりまく
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詳細住所 |
南大泉2丁目27−4
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詳細住所ふりがな |
みなみおおいずみ
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お問い合わせ用メールアドレス |
animalpathway@gmail.com
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電話番号
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電話番号 |
-
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連絡先区分 |
-
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連絡可能時間 |
-
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連絡可能曜日 |
-
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備考 |
-
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FAX番号 |
FAX番号 |
03-5404-7765
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2012年5月7日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2012年5月7日
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活動地域 |
日本全国および海外
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中心となる活動地域(県) |
山梨県
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最新決算総額 |
100万円~500万円未満
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役員数・職員数合計 |
10名
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所轄官庁 |
東京都
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
環境・エコロジー
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子ども、青少年、教育・学習支援、国際交流、科学技術の振興、市民活動団体の支援、行政への改策提言、学術研究(農学)
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設立以来の主な活動実績 |
「アニマルパスウェイと野生生物の会」は2004年に創設された任意団体「アニマルパスウェイ研究会」が開発した、アニマルパスウェイ(Animal-pathway)の普及の支援と樹上動物の保全を主たる目的として、2012年に設立された非営利団体です。「アニマルパスウェイ研究会」は経団連自然保護協議会のNGO/NPOと、企業の懇談会で出会った(財)キープ協会やまねミュージアム館長湊秋作と、ゼネコン2社(大成建設・清水建設)の有志により設立されました。当会はアニマルパスウェイの設置・普及に関して増加する国内外の問い合わせやニーズに対応すべく設立されました。当会の会長の湊秋作は、山梨県清里の財団法人キープ協会・やまねミュージアム館長で、関西学院大学教育学部教授、日本環境教育学会運営委員です。当会の代表理事大竹公一は「アニマルパスウェイ研究会」の設立以来(元大成建設参与)の事務局代表を担っています。
「アニマルパスウェイ研究会」は2015年に、「森と命を繋ぐ歩道橋アニマルパスウェイの開発と普及」と題し、グッドライフアワード2015環境大臣賞優秀賞を受賞しています。「アニマルパスウェイと野生生物の会」の樹上性野生生物の保全を目的とした活動は、環境省による国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)の2014年の連携事業として認定されています。2016年には、国連生物多様性の10年日本委員会連携事業として、第2回シンポジウム「広げよう野生動物の歩道橋」~コリドーで繋ぐ森と命~を東京で開催しました。またUNDB-Jの主催する2017年度生物多様性アクション大賞にて、当会の取り組みである「樹上性野生動物の保全のためのアニマルパスウェイの全国普及」が入賞しました。 |
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団体の目的
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当法人は、樹上動物をはじめとする野生生物の保全とアニマルパスウェイの普及を目的 とし、その目的に資するため下記の事業を行う。
(1)樹上動物とアニマルパスウェイに関する啓発活動 (2)アニマルパスウェイの計画、設置に関するコンサルティング業務 (3)アニマルパスウェイの調査、設計、モニタリング業務及びその支援事業 (4)樹上動物及び野生生物の生態系や移動経路に関する道路等インフラの影響などの調 査・研究、保全、モニタリング事業 (5)各種自然保護団体の支援事業 (6)関連団体及び自治体等との情報交換、提携事業 (7)持続可能な開発のための環境教育事業 (8)樹上動物、アニマルパスウエイ、野生生物に関する資料、物品、書籍等の企画、制 作、発行、販売 (9)その他当法人の目的達成のために必要な事業及び前各号に附帯又は関連する一切の 事業 |
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団体の活動・業務
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当会は2004年に創設された任意団体アニマルパスウェイ研究会が開発したアニマルパスウェイの普及の支援と樹上動物の保全を主たる目的として2012年に設立された非営利団体です。当会は次のような活動を行っています。
①アニマルパスウェイの設置支援(利用動物モニタリングシステムの開発と提供) ②アニマルパスウェイ設置場所適地選定に関する 調査研究 ③野生動物目撃情報・ロードキル情報の収集方法の検討 ④車両運転者への情報提供啓発システム ⑤シンポジウム・セミナー開催 ⑥アニマルパスウェイ建設ガイドの発刊 ⑦エコプロなどの環境教育関連のイベント・展示会の設置 ⑧絵本の製作などによる未来世代への啓発 |
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現在特に力を入れていること |
・道路などで分断された森林にすむニホンリス、二ホンヤマネ、モモンガ、ムササビ、ヒメネズミ、ホンドテンなどの樹上性野生動物の保全活動
・保全対策としてアニマルパスウェイの設置適地調査と普及活動:富士山・八ヶ岳周辺道路などにおけるロードキルや樹上性野生動物の生息調査、道路における生態系への影響調査などを行い、アニマルパスウェイなどの設置を提案する。またアニマルパスウェイ設置後の利用動物のモニタリング方法を提案・提供する。 ・道路管理者への啓発活動:アニマルパスウェイの製作・建設ガイドブックを作成し、主な都道府県など地方自治体に配布 ・国内外の同様な問題を有する研究会・学会などとの連携:欧米における国、自治体、自然保護団体、企業などの野生動物保全の意識と国内の意識には大きな開きがある。IENEやICONETなど海外の国際会議に積極的に国内の活動を発表し、また海外の利点を国内で取り入れていくために道路生態研究会、ロードエコロジー研究会、野生生物と社会学会などと連携を図り、海外のNGOなどに技術を移転しつつ連携を図る。 ・未来世代への意識の継承と一般市民への啓発活動 2050年までに世界では2400万kmの道路が新たに建設され、各地で森林が分断され多くのロードキルが発生するとともに地域絶滅も進む。このような状況を若い世代、特に子供たちに知ってもらうため、絵本小冊子の製作やノンフィクションノーベル「どうぶつを救うアニマルパスウェイ」などを発刊している。 また、国内の展示会や自治体の環境関係の展示館などで展示し利用動物の映像やアニメーションを流して教宣活動を行っている。 小学校などへの出前事業や企業との連携でのアニマルパスウェイ周辺のボランティア活動を実施している。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
2012 ザ・ボディショップニッポン基金
2012 公益信託大成建設自然歴史環境基金 2013 地球環境基金 2014-2017 三井物産環境基金 2015 一般財団法人セブンイレブン記念財団 2016~2018 公益信託経団連自然保護基金 2016 公益信託大成建設自然歴史環境基金 2018 イオン環境財団環境活動助成 2013~ 自販機寄付(大成建設、環境省那須平成の森、キープ協会清泉寮、東京建設コンサルタント、ウッドビレッジ伊奈が湖) |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
・野生生物と交通研究発表会:毎年2月に札幌で開催される当該発表会を共催している。
・道路生態研究会:当会は発足依頼団体会員であり、役員の数名は当会の会員でもある。 ・野生生物と社会学会:当会は団体会員であり、道路と野生動物に関わる企画イベントに数回参加してきた。 ・IENE:インフラ・エコ・ネットワーク・ヨーロッパ:2年毎にEUで開催される国際研究発表会にも3回ほど参加している。特に2016年には当会の活動をポスター発表、大会でベストポスター賞を受賞した。 |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
・大成建設の社員家族によるヤマネの巣箱づくりボランティアに2005年以来協力
・共同研究は、大成建設・清水建設・NTT東日本などとアニマルパスウェイの開発・設計 ・会員メンバーのコンサルタントや建設会社とマニュアル作成プロジェクトを実施 ・なお、経団連自然保護協議会、日本建設業連合会などとは協力関係にある |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
アニマルパスウェイの設置場所は主に自治体が管理する道路や国道であり、国土交通省、環境省、各自治体との連携が重要である。これまで、国道上、高速道路高架橋下については国土交通省地方整備局と、那須平成の森については環境省と自治体道についてはそれぞれの自治体と連携している。当会は基本的にスーパーバイズが役割であるが、利用動物のモニタリングについては積極的な協力も行っている。
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最新決算総額 |
100万円~500万円未満
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会計年度開始月 |
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その他事業の有無 |
無
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 会費 |
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寄付金 |
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民間助成金 |
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公的補助金 |
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自主事業収入 |
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委託事業収入 |
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その他収入 |
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当期収入合計 |
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前期繰越金 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 |
当期支出合計 |
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内人件費 |
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次期繰越金 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産 |
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固定資産 |
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資産の部合計 |
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<負債の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債 |
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固定負債 |
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負債の部合計 |
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<正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 前期正味財産 |
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当期正味財産増減額 |
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当期正味財産合計 |
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 受取会費 |
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受取寄附金 |
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受取民間助成金 |
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受取公的補助金 |
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自主事業収入 |
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(うち介護事業収益) |
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委託事業収入 |
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(うち公益受託収益) |
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その他収益 |
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経常収益計 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 事業費 |
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(うち人件費) |
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管理費 |
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(うち人件費) |
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経常費用計 |
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当期経常増減額 |
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経常外収益計 |
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経常外費用計 |
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経理区分振替額 |
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当期正味財産増減額 |
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前期繰越正味財産額 |
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次期繰越正味財産額 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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<負債及び正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債合計 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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正味財産合計 |
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負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
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会員種別/会費/数 |
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加盟団体 |
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
有給 | 常勤 |
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非常勤 |
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無給 | 常勤 |
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非常勤 |
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常勤職員数 |
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役員数・職員数合計 |
10名
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イベント時などの臨時ボランティア数 |
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報告者氏名 |
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報告者役職 |
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
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監査の実施 |
未実施
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監視・監督情報 |
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
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決算・事業報告
決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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2019年度
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予算・事業計画
予算書類 | 事業計画書 |
2024年度(当年度)
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2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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