特定非営利活動法人黒潮実感センター

基礎情報

団体ID

1450552599

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

黒潮実感センター

団体名ふりがな

くろしおじっかんせんたー

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

代表者役職

理事長

代表者氏名

石筒 覚

代表者氏名ふりがな

いしづつ さとる

代表者兼職

高知大学地域協働学部准教授

主たる事業所の所在地

郵便番号

788-0343

都道府県

高知県

市区町村

幡多郡大月町

市区町村ふりがな

はたぐんおおつきちょう

詳細住所

柏島625

詳細住所ふりがな

かしわじま

お問い合わせ用メールアドレス

info@kuroshio.asia

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0880-62-8022

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

0880-62-8023

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

788-0343

都道府県

高知県

市区町村

幡多郡大月町

市区町村ふりがな

はたぐんおおつきちょう

詳細住所

柏島625

詳細住所ふりがな

かしわじま

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1998年7月4日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2002年10月4日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

高知県

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

15名

所轄官庁

高知県

所轄官庁局課名

環境共生課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、教育・学習支援、地域・まちづくり、環境・エコロジー、国際交流、経済活動の活性化、観光、農山漁村・中山間、食・産業、漁業、林業、行政への改策提言、学術研究(農学)、学術研究(複合領域分野、その他)

設立以来の主な活動実績

NPO法人黒潮実感センターのセンター長を務める神田が初めてこの海を訪れたのは高知大学1回生の時。温帯の海を意識していたが、潜ってみるとそこは沖縄をも思わす亜熱帯の海だった。人の暮らすすぐそばにこんなにもすばらしい海があることに感動し、以来柏島に魅了され、大学の学部時代から大学院時代にかけ柏島をフィールドに魚類の研究に没頭する。また学生時代から柏島でスキューバダイビングガイドとして生計を立てた。
 1996年、東京大学大学院で博士号を取得して高知に帰ってきた時、高知大学海洋生物教育研究センターの柏島支所を設置する計画が持ち上がった。しかし、資金のメドが立たずに立ち消えとなり、98年に「それなら自分でやろう」と、何の後ろ楯もなく島に移り住み、たった1人で活動を開始した。活動を組織化するために、センター設立準備委員会を立ち上げ、大月町長が会長を務めた。センターを立ち上げるまでに4年かかったが、大学の恩師や多くの人々の支えもあり2002年10月に特定非営利活動法人格を取得し、NPO法人黒潮実感センターとなる。代表者の立川涼理事長は柏島に高知大学の支所を設立しようとしたときの高知大学学長であり、神田の思いを汲んで理事長に就任した。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、あらゆる年齢層の人々に対し、自然及び環境保全に関する教育及び啓蒙普及活動や、沿岸・海洋生態系及び海洋生物に関する調査・研究事業などを行う。また、地域の活性化に注力し、もって公益の増進に寄与することを目的とする。(定款より)

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

 高知県西南端に位置する柏島は周囲3.9kmの小さな島である。柏島の沿岸は南からの暖流黒潮(貧栄養)の影響と、瀬戸内海から豊後水道を南下してくる富栄養な海水とが混じり合うことで、多種多様な海洋生物の宝庫となっている。周辺海域の透明度は通常でも20m、条件が良ければ30mを超える。
 柏島を含む大月町海域ではこれまで123種のサンゴ類が確認されている(野村&目﨑,2005)。隣接する土佐清水市海域では127種が確認されており、四国西南部に位置する大月・土佐清水海域はサンゴ礁が存在しないものの、サンゴの出現種数170種はサンゴ礁を有する種子島(151種)を上回り、奄美諸島(220種)に準ずる。
 魚類においては温帯にも関わらず亜熱帯産と温帯産が混生し、143科884種もの豊かな魚類相が報告された(平田ら,1996)。現在も調査は継続され現段階では未記載種、日本初記録種を含め1000種を越えている。
 日本には現在のところ約3800種の魚(海水、淡水を含めて)が確認されているが(中坊,2000)、その1/4がこの周囲3.9kmほどの島の周辺海域において確認された。これほどの魚種が確認されたのは日本でも例がなく、柏島の特異な立地条件に基づく豊かな魚類相を物語っている。

黒潮実感センターはこの豊かな自然環境だけでなく、そこに住む人たちの暮らしも含めて、「島がまるごと博物館(ミュージアム)」ととらえ、持続可能な「里海」づくりに取り組んでいる。里海とは「人が海からの恵みを享受するだけでなく、人もまた海を耕し、育み、守る」ことを指します。「里海」の実現に向けてセンターでは下記の3つの取り組みを行っている。
(1)自然を実感する取り組み
   海洋生物の調査研究(大学等との共同研究)
   里海セミナーの実施
   高知大学で柏島学を開講
   子どもたち対象の海の環境学習会や体験実感学習
   成人対象のエコツアー
   島内外への情報発信
(2)自然を活かした暮らしづくりのお手伝い
   豊かな漁場作りのお手伝いとして海の中の森づくり(藻場再生やアオリイカの増殖 
   産卵床設置など)
   柏島里海市の開催(島おこしの会主催)
(3)自然と暮らしを守る取り組み
   サンゴや藻場のモニタリングや保全活動
   漁業と海洋レジャーとの共存をはかる活動
   自然と暮らしを守るためのルール作り(柏島里海憲章)
   災害リスクマネジメント(南海トラフ巨大地震への備え)

現在特に力を入れていること

1. 子ども達向けの体験実感学習(サマースクール等)の充実と成人向けエコツアーの定着化
2. 海の中の森づくり
 1)藻場再生 高知県沿岸域において深刻化している、磯焼けに伴う藻場減少のメカニズムを解明し、海の中の森としての藻場再生に向けた取り組みを行う。
 2)アオリイカの人工産卵床の設置 産卵場所としての藻場減少等に伴い漁獲が減少したアオリイカの代替藻場として、アオリイカの人工産卵床(間伐材の枝葉を利用)を設置することにより、有用水産物としてのアオリイカ資源の回復を目指す。

今後の活動の方向性・ビジョン

高知県における海洋教育の推進

定期刊行物

団体の備考

受賞歴
年   月     事  項
平成11年 7月 日本青年会議所「TOYP大賞(環境庁長官奨励賞)」受賞
平成11年 8月 日本青年会議所四国地区「TOYP大賞 グランプリ」受賞
平成12年11月 朝日新聞社・マイカルグループ「朝日海とのふれあい賞 準賞」受賞
平成14年11月 龍馬賞基金「龍馬賞」受賞
平成16年 2月 農林水産省「オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞」受賞
平成17年 3月 第6回NHK「四国ふれあい文化賞」受賞
平成17年 6月 環境省「第1回エコツーリズム大賞 特別賞」受賞
平成17年 7月 「日本沿岸域学会出版・文化賞」受賞
平成19年 1月 環境省「第2回エコツーリズム大賞 優秀賞」受賞
平成19年 3月 「大月町観光協会50周年記念表彰」受賞
平成19年11月 豊かな海づくり大会推進委員会・都道府県(大会実行委員会など) 等共催               「第27回全国豊かな海づくり大会 水産庁長官賞(漁場保全の部)」受賞
平成20年3月 高知エコデザイン協議会「第7回高知エコ産業大賞 優秀賞」受賞
平成22年9月 環境省「第6回エコツーリズム大賞」受賞
平成22年11月 高知県「文化環境功労賞」受賞
平成24年7月 文部科学省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省・内閣官房総合海洋政策本部       事務局 「第5回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)」受賞
平成25年2月 共同通信社・全国地方新聞社「第3回地域再生大賞中国・四国ブロック賞」受賞
平成26年11月 公益財団法人 あしたの日本を創る協会「あしたのまち・くらし活動賞 振興奨励賞」受賞
平成26年12月 公益財団法人 社会貢献支援財団「社会貢献 特定分野の功績-海の貢献賞」受賞
平成27年2月 毎日新聞社・株式会社クボタ「毎日地球未来賞・クボタ賞」受賞
平成29年3月 環境省【四国環境パートナーシップ表彰(ESD環境教育部門賞)&あいおい賞」受賞
平成29年9月 イオン環境財団「第5回生物多様性日本アワードグランプリ」受賞
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

助成金
日本財団
タカラハーモニストファンド
トヨタファンド
全労済
セブンイレブン
日本郵便株式会社(年賀寄附金、カーボンオフセット年賀寄附金)
富士ゼロックス端数クラブ
松崎武彦エコ基金
地球環境基金
JATA環境基金
公益信託こうちNPO地域社会づくりファンド

補助金
大月町
高知県
環境省
農林水産省
国交省

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

NPO法人 環境の杜こうち
NPO法人 NPO砂浜美術館
NPO法人 高知県西部NPO支援ネットワーク
高知県ボランティア・NPOセンター
社団法人 四万十楽舎
日本島嶼学会
海に学ぶ体験活動協議会
海辺の環境教育フォーラム
日本エコツーリズムセンター

企業・団体との協働・共同研究の実績

高知大学
公益財団法人黒潮生物研究所
海洋政策研究財団

行政との協働(委託事業など)の実績

環境省
国交省
通産省
農林水産省
文部科学省
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財政

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

会計年度開始月

 

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
0名
1名
非常勤
 
2名
無給 常勤
1名
0名
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
15名
イベント時などの臨時ボランティア数
10名

行政提出情報

報告者氏名

報告者役職

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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