高齢化社会に突入した時代の中で、介護保険が導入され、今後、高齢者が、如何に生き、どの様に地域とかかわっていくかということは、将来の私たちの問題でもあります。施策として介護システムが構築される中で、高齢者に居心地のよい社会は全ての人に平等で、住み良い社会であるとの考えに立ち、現在の高齢者が生きがいをもち生活を充実させながら老いていける環境を提供していくということを目指すことは大切なことと考えました。
高齢者が社会の一員として人間関係を保持・構築しながら地域社会に溶け込み、関係を保ちながら自信を持って積極的な生活を送ること、そのための環境作りと、生活や余暇の過ごし方をプロデュースする事を通し、自立への支援に向けてのサービス提供を私たちは行っていきたいと考えました。
開設当初老人の施設は、静かな環境を求め、市街地より離れた場所に設置されておりました。買い物をしたり、病院へ出かけたり、家族と交流したり、活動的な毎日を支援するには、交通の便利な生活しやすい環境の中に高齢者の居住空間を作る事が必要と考えました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
残念ながら当時、登別市にはケアハウスが整備されておらず、デイサービスを提供する施設も不足しており、地域からのこうした施設の整備を望む声がありました。平成14年4月法人を設立し、登別市の商業地の中心であるこの場所に翌年15年ケアハウスとデイサービスセンターを開設しました。

（１）第１種社会福祉事業
（イ）ケアハウスの経営
（ロ）養護老人ホームの経営
（２）第２種社会福祉事業
（イ）老人デイサービス事業の経営
（ロ）ヘルパーステーションの経営
（ハ）老人短期入所事業の経営
（ニ）認知症対応型老人共同生活援助事業の経営

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