社会福祉法人なかま福祉会は、昭和５６年に社会福祉事業第二種山野原保育園（さんやばるほいくえん）定員６０名の設置、運営を目的に設立されました。昭和５７年４月１日よりその運営を開始し、３０年を超えました。現在９０名定員、現員１１２名の園児の保育に取り組んでおります。ほかにも、放課後児童クラブ、定員３５名、現員３５名の小学生の受け入れも行っております。
　山野原保育園は、これまで定員割れすることなく、また地域の皆様方に支えられ、多く子どもたちのお世話をしてまいりました。平成２０年３月には定員増に対応するために、建物の改築をして保育需要に対応しております。日々の保育はもとより、地域の交流も積極的に参加し、各種行事への参加、高齢者施設の訪問等元気いっぱいのこどもたち作りを展開しております。
　代表者は、当初設立発起人野口正和が務めておりましたが、平成２２年２月に高齢と体調不良で辞任しました。後任には、１８年間山野原保育園で施設長を勤める野口和行を理事会で選任いたしました。野口正和は、都城農協職員を経て、都城農協理事、監事の傍ら社会福祉法人なかま福祉会設立運営に努めてまいりました。また、野口和行は、電気工事業を運営しておりましたが、平成８年４月に山野原保育園施設長に就任し、現在に至っております。

　山野原保育園は、産休明けから就学前子供の受け入れています。朝は午前７時から、夕方７時までの１２時間保育を日曜、休日除き年２９０日ほど保育しています。保育目標は、元気な体作りと思いやりのある子ども作りを大きな柱に毎日元気いっぱいの保育を展開しています。
　毎月の行事も工夫を凝らしこども達が飽きないような毎日が設定されています。年間行事も、保護者や地域の皆様が一緒になって子供の成長を楽しめるよう計画されています。特に、運動会、十五夜祭り、餅つき大会とマラソン大会、発表会は300～500名の人が参加して盛大に繰り広げられます。
　子供の成長は、２歳までに服の着脱やスプーン、フォークの使いこなしができるようになります。学校に進学するまでには、箸の使い方、文字と数字の読み書きもできるようになります。プール遊びでは、全員が水に潜れるようになり、半数以上の子供が逆上がりまでできるようになります。基礎的体力をつけることで、病気や怪我に強い子供に育ち保育園を休む子供が少ない保育園です。
　放課後児童クラブは、近くの沖水小学校の１～３年生が３５名ほど利用しています。保育園児との兄弟が多く、保護者の育児支援に貢献できています。専用室はありますが、庭は保育園の園庭を共用してしていますのですこし狭く感じられますが、工夫して遊びまわっています。

　社会福祉法人なかま福祉会では、平成２５年４月に高齢者通所介護施設、（仮称）ディサービスなかま、定員３０名の設置、運営を計画しております。現在基本設計を終え、都城市、宮崎県への登録の準備をしております。
　建物の入札を８月下旬、着工を９月初旬、完了、引渡しを翌年１月末の予定です。2～３月は研修、実習期間を経て４月開所を目指しております。

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