設立の経緯
　現理事長の熊谷加舟がヘルパー資格取得の課程で実習に伺った先が満蒙開拓孤児の中国帰国者であ　った。言葉も通じず涙ながらに訴える姿に「これを放置してはいけない」と国の残留孤児対策が進　まない中、賛同仲間とNPO法人設立に奔走し、１年後これらの人達を受入れる宅老所を開設した。
代表者　熊谷加舟（女性）の略歴
　昭和4年3月1日生、（有）介護のかふね会長、長野県倫理法人会副会長、（社）倫理研究所副参事
主な活動実績
　高齢化する残留孤児を積極的に受入れ、介護・福祉を通じ憩いの場を提供する施設となっている。　政府の中国残留邦人等地域生活支援事業の一部を飯田市から受託し日本語教室を開催、種々の生活　相談にも応じている。地域住民の理解を深めるための交流会など開き支援の輪を広げている。　

指定居宅サービス事業所（通所介護、予防通所介護）としての「宅老所ふれあい街道ニイハオ」の運営が主たる業務です。
　定員は13名で飯田市及びその周辺市町村を事業エリアとし月曜日から土曜日まで営業。休日は日曜日の他夏季お盆に3日と年末年始6日、ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｲｰｸ時にあらかじめ指定した日としています。
利用者の約半数が残留孤児本人や配偶者あるいはその関係者です。
　中国残留邦人等地域生活支援事業の一環として毎月市内4ヵ所で日本語教室（通称サロン教室）を開催しています。また、２・３世向けの日本語教室を帰国者たちが多く住む市営団地内の集会所で月２回開催しています。
　帰国者同士あるいは一般地域住民との交流の場を提供、餃子づくりや音楽会、中国舞踊を披露していただく等のイベントを企画、実行しています。

実績なし

無