１．設立の趣旨と経緯
　２００２年４月、精神保健サービスは市町村を中心とした在宅サービスが実施されることが決定されたこの時期に、地域福祉増進を図る上で、ＮＰＯの活動が担う期待と役割は大きいと考え、精神障害および知的障害者の社会参画と社会福祉の増進に寄与するため、医師、看護師（教職）臨床心理士、社会福祉士・精神保健福祉士、作業療法士、介護福祉士の資格保持者でかつ臨床経験がある専門家を中心に精神障害者小規模作業所を開設した
いと考えた。
　地域住民との関わりを大切にした事業（弁当の調理・販売・配達等）、保健・医療・福祉に関わる教育研究事業等の実施により、ノーマライゼーションの理念に基づき障害があっても地域で暮らし社会生活が送れる町づくりの増進をめざし、広く社会に信頼される活動を行うために、特定非営利活動法人オリーブの木を設立するに至った。

２．代表者の経歴
　生年月日　　１９４８年３月２０日生
　職　　　歴　　１９７９年９月～国立刀根山病院看護しとして勤務
　　　　　　　　　１９８１年２月～県立加古川病院勤務
　　　　　　　　　１９８４年４月～県立加古川看護専門学校勤務
　　　　　　　　　２０００年４月～賢明女子短期大学勤務
　　　　　　　　　２００２年４月～特定非営利活動法人ｵﾘｰﾌﾞの木理事長

　

　１，活動の種類
目的を達成するための特定非営利活動は以下の通り。
　（１）保健、医療又は福祉の増進を図る活動
　（２）社会教育の増進を図る活動
　（３）まちづくりの推進を図る活動
　（４）人権の擁護または平和の推進を図る活動
　（５）子どもの健全育成を図る活動

２．目的を達成するための特定非営利活動に関わる事業
　（１）障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業
　　　　　就労支援センターおむすび
　（２）障害者支援に関わる相談援助事業
　　　　　当事者・家族への相談援助
　（３）保健・医療・福祉に関わる教育研修事業
　　　　　実習生の受け入れ（高校生、特別支援学校生、ボランティア講座生、大学生・専門学校生など
　（４）地域福祉の増進に必要な調査研究、情報収集および提供
　　　　　各種アンケート調査の協力、見学者への情報提供
　（５）障害者の社会参画についての普及啓発事業
　　　　　障害者フェアー等の参加
　（６）職業能力の開発又雇用機会の拡充を支援する活動
　　　　　就労のための評価参加
　（７）上記に掲げる活動をおこなう団体の運営また、活動に関する連絡、助言また援助の活動

オリーブの木のあゆみ
　２００２年４月　　精神障害者小規模作業所開設（定員２０名）
　２００６年４月　　地域活動支援センターⅡ型に移行（定員２５名）
　２０１０年４月　　就労継続支援Ｂ型に移行（定員２０名）

特になし

無