特定非営利活動法人ウィメンズネット函館

基礎情報

団体ID

1491977979

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

ウィメンズネット函館

団体名ふりがな

うぃめんずねっとはこだて

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

女性の人権センターとして女性の問題を女性の視点で共に考え、問題解決の道を探る場として発足しました。DV問題やセクシャル・ハラスメントなど、女性に対する暴力の根絶を目指し活動しています。
2017年3月30日現在で、支援してくれる個人会員は242名で、団体会員は29団体です。個人会員は年会費1口3000円、団体会員は年会費1口5000円で支援して頂いています。
非営利活動法人ウィメンズネット函館の運営は2017年度は社員16名であたっています。
主な活動は(1)困難を抱える女性の悩み相談、(2)女性の駆け込みシェルターの運営、(3)シェルター退所後の自立支援、(4)ステップハウスの運営、(5)被害を受けた女性たちが安心できるための同行などの支援、(6)シェルターを出た後の子どもの心のケアとして「子どもサポートふわっと」の運営、(7)DVやセクシャル・ハラスメントなどの根絶のための啓発活動、(8)関係機関との連携…性暴力被害者支援のワンストップセンター設立への模索、(9)働く女性の問題「北海道ウィメンズユニオン」の活動です。
その中でも、北海道からDV被害者の一時保護施設として委託されている(2)駆け込みシェルターの運営は活動の大きな部分を占めます。DV被害の相談を受け、危険な家を出たが行くところがないと言う女性と子ども達を受け入れています。北海道からの委託費が活動収入の6割以上になります。その他に会費収入や北海道、函館市からの補助金や個人団体などからの寄付金、ステップハウスの利用料などで運営されています。
DV被害者と共に駆け込んでくる同伴の子ども達もDV被害当事者です。DVという虐待環境の中で生き抜いてきた子ども達は内面には大きな力を持っていますが深く深く傷付いています。その子ども達の心のケアの場である(6)子どもサポートふわっとは活動の大きな柱になります。子どもの心の傷を少しでも小さくできるために、そして子どもが大人を人間を信じられるようになる事を願って活動しています。
DV被害者にとって、最大の問題はシェルターに駆け込むことではなくて、そこを出た後安心できる普通の日常を取り戻すことです。経済的な問題、夫婦の離婚に関する問題、子どもの問題、心身の回復の問題、就労や近隣との問題などありとあらゆる問題に直面する当事者と共に問題解決のために寄り添う活動を大切にします。
前述のような活動を通じて私たちはこの函館が女性や子ども達にとって安心な町になる事を願い活動してきて20年になる団体です。

代表者役職

理事長

代表者氏名

古川 満寿子

代表者氏名ふりがな

ふるかわ ますこ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

040-0011

都道府県

北海道

市区町村

函館市

市区町村ふりがな

はこだてし

詳細住所

本町20-4

詳細住所ふりがな

ほんちょう

お問い合わせ用メールアドレス

dvhelpe@msc.ncv.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0138-33-2110

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

0138-33-2120

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

040-0011

都道府県

北海道

市区町村

函館市

市区町村ふりがな

はこだてし

詳細住所

本町20-4

詳細住所ふりがな

ほんちょう

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1998年2月21日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2002年11月15日

活動地域

複数県

中心となる活動地域(県)

北海道

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

11名

所轄官庁

北海道

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、福祉、人権・平和、男女共同参画

設立以来の主な活動実績

設立の経緯…北海道には全道シェルターネットという駆け込みシェルターのネットワークがあり、そこからの呼びかけもあり、女性問題に関心を持っていた3人の女性が中心になって、DVの問題などを考えようと市内の女性達に呼びかけました。そして多方面の方達に賛同を頂き発足しました。
代表者の経歴…代表の古川満寿子は小学校教員として11年ほど勤務した後は退職して、専業主婦をしながら、種々の市民運動などにも係わり、女性問題には強く関心を持っていました。
①相談活動については毎日新規に何十件もあるわけではありませんが、一人の方の問題解決に色々な機関に相談に行ったり何度も電話を掛けたりした記録の合計数は2016年度でも4467件になります。
②シェルターに受け入れてきた数は2016年度は被害当事者は47名で同伴児は48名、同伴者(大人)は2名でした。発足時からの合計ですと受け入れた被害当事者は796名になり、同伴児は782名、同伴者は34名でした。
③ステップハウスはDV被害以外の暴力被害者(例.父親母親等家族からの暴力被害者、性暴力被害者など)や、シェルターから幾分問題は解決したが自立のためにはもう少し時間が欲しいという人が利用していますが、2016年度は21名が利用し、同伴児が9名いました。発足時からの合計では78名の女性が利用し同伴児は28名でした。
④啓発活動では、DV被害者のサポーター養成講座を7年間やりました。また、デートDVの講演会を年間平均6回を4年間実施しました。
⑤2006年には第9回全国シェルターシンポジウムを開催しました。
⑥子どもサポートふわっとの活動は隔週の土曜日の午後に3歳以上小学6年生までを対象にして、カトリック教会の施設の一隅を借りて集まる場「ふわっと広場」を、10年間開催してきました。

団体の目的
(定款に記載された目的)

(目的)第1条 この法人は、女性の人権侵害を拒否し、自立と地位の向上をめざし、差別と偏見のない平等な世界の実現に寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.困難を抱える女性の悩み相談…当事者は話すことにより、自ら考えを整理し、自分自身で解決の道を掴む場合もあります。相談員は何よりも本人の意思と自由な選択を大切にし、必要な情報は提供できるように、日頃から研修や、関係機関との連携を密にしておきます。
(相談内容)●DV相談…長い間DVを受け続けながら、問題解決ができずに引きずっている方の相談。日々辛い思いをしながらDVと気づいていない方の相談。直近に被害を受け、どう対応したら良いか分からなく悩んでいる相談。●DV以外の暴力相談…兄弟、親、子どもなど配偶者以外の家族からの暴力被害の相談。●働く職場での問題相談…セクシャル・ハラスメント、パワーハラスメントなど。●性暴力の相談…レイプ、痴漢、ストーカー、デートDVなどの相談。●DV被害者の自立支援に関わる相談…就労の相談。子どもの悩み相談。離婚に関する相談。経済的な相談等々。
2.駆け込みシェルターの運営…夫や恋人の暴力から逃げ込んでくる女性や子ども達の生命・身体の安全を守ることが何よりも大切です。疲れ果てた心身の傷を癒やし、自立できるまでの当面の生活の場を提供します。そして、被害を受けた女性と子ども達が新しい人生を始めるためのサポートをします。●シェルターに受け入れます。シェルター利用の経費はかかりません。シェルターの安全性はその場が秘密の所だと言うことだけなのを理解してもらい、携帯スマホなどは電源を切って預かります。夫から捜索願が出たときのための対応を警察にお願いします。基本,自炊をお願いします。米や基本的調味料は用意し、副食の材料費を提供し、食材を買って作ってもらいます。買い物にはスタッフがスーパーまで同行したり、代行したりします。一戸屋に何世帯かが同居となりますが、各部屋は個室になっています。入所して今後の方向性を相談し、体調が悪ければまず病院受診を依頼します。弁護士が必要であれば、弁護士を紹介し、相談し同行します。相手方が探す恐れがあるので、後を付けられて居処が見つかったら困るので、子どもは学校、保育園を休んでもらいます。希望すれば学習支援は行っています。保護命令の申立や、新しく住む場を探すサポート、取りあえず生活費がない場合の相談などを受け、シェルターを出られる状況を作るサポートをします。
3.ステップハウスの運営…●シェルターに入って居る危険性はなくなったが、精神的にもう少しサポートが必要な方に寄り添い相談を受け、同行支援等を行います。●配偶者以外の家族親族からの暴力被害者を一時保護します。レイプなどの性暴力被害者の一時保護をします。
4.子どもサポートふわっとの活動…●シェルター入居中の子どもの相談、ケア遊び相手、学習支援などをします。●シェルターに入居した子どもを迎えたとき、「あなたを歓迎します。これはあなたの物よ」と『ウエルカムバッグ』を渡します。●ふわっと広場の開催を週2回しています。●リンゴ狩りや植物園見学会など、野外活動にも力をいれています。
5.北海道ウイメンズ・ユニオンの活動…●働く職場での問題について相談を受け、解決を図ります。セクシャル・ハラスメント、マタニテイ・ハラスメントなど特に女性が受ける職場での被害に対し、個人加入の労働組合として、「辞めない、負けない、あきらめない」をモットーに団体交渉などで安全な職場を求めます。
6.シェルターを出た後の支援…●DV被害当事者が安全な普通の日常を取り戻すための支援をします。PTSDやウツなどの精神疾患に悩まされる当事者も多く、訪問して話を聴いたり、問題解決に同行することも多くなります。
7.各関係機関との連携…●当事者の状況を理解してもらい、より安心できるような支援を求めるために、当事者の声を代弁します。
8.女性への暴力がなくなるための啓発活動…●デートDVの講演や講話を学校や市民に対して行っています。刑務所での被害者の視点に立った講話などもおこなっています。

現在特に力を入れていること

前述したこれまでの活動はどれも大切で、力を入れていきたいと思っていますが、最近は性暴力被害に特科した学習等をしています。
性暴力被害者への支援はとても必要な事だと思っています。
女性であるが故に受けるDV被害は大きな意味で性暴力被害です。その中でも直接的な性暴力を受けた被害者の精神的な傷みは深いです。性という人間の生きる根源に対する暴力は、生きる力を奪いかねない深い痛みを与え、被害を受けた後の人生に大きく影響を及ぼします。子どもを持つ母親へのそれはその子ども達の人生にも深く影響します。また、子どもの時に性暴力を受けた子どもの人生はとても生きづらく、苦しい状況になります。
ウィメンズネット函館20年の活動の中で何人もの性暴力被害の母や子に会って来ました。十分な支援ができてこなかった思いがあります。
現在国の施策もあり、函館市においても「性暴力被害者支援のワンストップセンター」を作ろうという動きが大きくなっています。この動きに私たちも連携し、被害者に寄り添い被害者の声を代弁する活動ができたら良いなと思い、現在は日常活動の他に性暴力被害者支援の学習などを深めています。

今後の活動の方向性・ビジョン

1)これまでの活動を強化継続させていくのは、今後も続けていきます。DV被害者の一時保護に関わる支援は、活動の一つの柱であることはかわりありませんが、今後は被害当事者のシェルターを出た後の自立に関わる問題に一層時間をかける必要があると思っています。被害当事者が普通の日常を取り戻すために、多くの機関と連携しながら、支援を続けたいと思います。
2)当函館市において、性暴力被害者支援のワンストップセンターを官民協同で発足させようという動きがあります。私たちウィメンズネット函館はその中で支援のアドボケイトの役割を果たそうと現在準備を進めています。
発足以来、ウィメンズネット函館でも、性暴力被害者のサポートを続けてきました。また、DV被害者の多くは性暴力被害者でした。また、当事者の方の中で、PTSDの回復にとても時間がかかったり、慢性化した精神障害を顕す方の中には、子どもの時に性暴力被害を受けていた方が何名もいました。
性暴力は女性の人間の根源に関わる暴力です。生きることが脅かされる暴力です。この問題について他の機関と連携して係わり、被害当事者が少しでも辛い思いが緩和でき、回復に繋がるために、今後はこの活動には力を入れて行きたいと思います。

定期刊行物

会報を年に2回の目標で400部を出そうと思っています。他の業務に追われてなかなか予定通り行かないのが悩みです。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

2017年度
補助金…北海道から活動強化事業として1,015,200円
    函館市から配偶者等暴力被害者自立支援として2,000,000円
助成金…フィリップモリス社からDV被害者連携同行支援事業として228,284円

 

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

なし

企業・団体との協働・共同研究の実績

なし

行政との協働(委託事業など)の実績

2002年より北海道の北海道立女性相談援助センターから一時保護業務を委託されています。
2016年度の委託費…11,083,180円