【設立の経緯】　昭和５０年代、当市には知的障害者を支援する施設がなく障害者を持　つ保護者は、他市町村の施設の受け入れに頼らざるをえなく、円滑な施設利用ができ　ない状況にあったことから、これを解消するための施設建設に向け、初代理事長の杉　木曻幸及び市内の有志により、昭和５８年に社会福祉法人根室明郷会を設立。
　　昭和５９年４月から第一種社会福祉事業所、精神薄弱者更生施設（現・障害者支援　施設）「根室すずらん学園」として事業を開始し、根室市内はもとより近隣市町村か　らも知的障害者を受け入れ、在宅障害者の施設利用の拡大を図る。
【代表者の略歴】　初代理事長杉木曻幸は、根室市内で個人病院（精神科・内科他）を　経営し、知的障害者の支援に対する思い入れが強く、根室での施設建設に多大な尽力　をし、昭和５９年４月施設の開設に至る。
　　また、現理事長の杉木博幸は、父である初代理事長杉木曻幸亡き後、平成１１年３　月に病院を引き継ぎ医師として地域社会の健康の保持・増進に寄与するとともに、当　法人の理事長に就任し現在に至る。
【事業沿革】
　昭和５９年　４月　「根室すずらん学園」定員３０名で事業開始
　昭和６０年　４月　　　　　〃　　　　　増築（定員５０名）
　平成　３年１２月　グループホーム「双葉荘」事業開始
　平成　８年　５月　短期入所事業、通所部事業開始
　平成１９年　４月　「根室市地域活動支援センター」事業開始
　平成２１年　３月　障害者自立支援法に基づく新体制に移行
　平成２１年　３月　グループホーム「すずらん荘」・「ひまわり荘」事業開始

現在、当法人では障害者自立支援法に基づく、障害者支援施設「根室すずらん学　　園」を拠点に次の事業を展開
1.第一種社会福祉事業　
障害者支援施設　根室すずらん学園　
入所支援（定員４０名）
生活介護、就労継続支援B（一体型　定員５７名）　
2.第二種社会福祉事業　
根室すずらん学園　短期入所　（定員４名）　
グループホーム３棟　（定員１６名）

今後、さらに地域移行が進む中で、地域との交流を深めて行くための新たな事業を模索していかなければないと考えています。

実績なし

無

・日本知的障害者福祉協会　・北海道知的障がい福祉協会