大阪水上隣保館は1930年同志社大学神学科を卒業後、堺教会の牧師をされていた中村遙先生と妻八重子ご夫妻が、当時大阪港に働く水上生活者の厳しい生活実態、とりわけ船で暮らす子どもたちの悲惨な状況に心を痛め1931年3月、大阪市港区にその子どもたちを預かる「水上子供の家」を開設したのが始まりです。当時はキリスト教に対する社会の理解は十分でなく様々な中傷や迫害を受け施設の運営に苦労されました。施設運営がようやく軌道に乗り出した1945年6月、第二次世界大戦により空襲を受け施設が全焼するという苦難に遭遇しました。しかしながら中村夫妻は、めげることなく緑を頼って大阪府島本町うつり新しい施設を整備し今日に至っています。現在では社会福祉法人大阪水上隣保館の9施設及び学校法人山崎学園の1施設の合計10施設を運営する総合福祉施設になっています。

第一種社会福祉事業　イ　児童養護施設の経営　ロ　児童心理施設の経営　ハ　乳児院の経営　ニ　特別養護老人の経営　
第2種社会福祉事業　イ　保育所の経営　ロ　幼保連携型認定保育園の経営　ハ　一時預かり事業の経営　ニ　子育て短期支援事業の経営　ホ　地域子育て支援拠点事業の経営　へ　老人デイサービス事業の経営　ト老人短期入所事業の経営　チ　老人介護支援センター事業の経営　リ　老人居宅介護等事業の経営　ヌ　障害福祉サービス事業の経営　ル　障がい児通所支援事業の経営　ヲ　特定支援事業の経営　ワ　障がい児相談支援事業の経営　カ　生活困難者に対する相談支援事業の経営
公益事業　大阪保育福祉専門学校経営　大阪水上隣保館付属診療所経営

1、フォスタリング業務の包括的な実施体制を構築し強化していく。
2、施設の小規模化・地域分散化・を図り「できる限り良好な家庭的環境」を確保していく。
3、当事者である子ども、高齢者、障がい者の権利擁護への取り組みを進めていく。
4、地域社会との連携　法人機能の専門性をさらに高め地域における家庭養育の支援に取り組む
5、職員の人材育成・確保に向けて、様々な研修を取り入れ新任・中堅・指導者の養成に努める

実績なし

無