・特別養護老人ホームの設立のために、平成１６年１１月に、「社会福祉法人あいち」が創設されました。創設にあたっては、学校法人電波学園から、土地と建設費用の一部の寄付を受けました。
・予てから、名古屋市の行政関係者から、地域で不足している特別養護老人ホームの設置の可能性について、打診があり、学校法人電波学園として、老朽化した学生寮の利用について検討されていていたところでもあり、地域への貢献を目指す法人の意向に沿う形で施設の設置が決定しました。
・また、学校法人電波学園は、介護福祉士養成学校（あいち福祉医療専門学校）を設置しており、人材育成の観点からは、実習施設としての貢献が期待されました。
・代表者である理事長伊藤廣之は、電波学園法人本部で財務を担当しており、同法人の評議員でもあります。また、前掲の介護福祉士養成専門学校の設置計画、開設準備を担当した経験を持ち、福祉事業の創設に貢献しました。
・特別養護老人ホームは、平成１７年４月に開所し、地域に同様の施設が不足していることもあいまって、開所１ヶ月で９０床が満床になり、以来満床状態が続いています。また、併設している、短期入所の１５床も同年５月から開所し、通常の在宅介護では対応が難しい方を中心に、常時、満床近い利用があり、地域の在宅介護の拠点として、根付いてきています。
・また、地域との結びつきを密にするため、地域ボランティアの受入も積極的に実施し、定期的な連携が実現しています。

・「社会福祉法人あいち」の経営する事業は、特別養護老人ホーム「メリーホーム大喜」とそれに併設する短期入所事業です。特別養護老人ホームは平成１７年４月開所で、短期入所は同年５月開設です。いずれも、地域の要望の高さから、ほぼ満床状態であり、経営的には安定した運営が持続できています。
・特に、短期入所については、地域の要望に応えるべく、３６５日毎日入退所の送迎サービスを実施しており、老老介護が増加している地域においては、重要な在宅介護支援となっています。
・上記の２事業の運営を行う中で、介護福祉士養成学校の実習施設として、学生実習を受入れ、人材の養成の援助をおこなっています。

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