私はソフト開発や介護施設への人材派遣など、様々な事業を展開してきましたが、その中で様々な人材や就職希望者と面接をしてきました。その中で、一見健康で問題のないような人材に見えても、実は深刻な問題を抱えている精神障害などを抱えている障害者の方とも会うことが多々ありました。
能力は十分あるのに、障害などによってコミュニケーション能力が乏しいために、一般企業で就職できないという方の就労支援を行うことで社会に貢献したいと考え、法人を立ち上げました。
また、大阪府の障害者雇用達成率は全国の平均を下回っており、障害者雇用がなかなか進んでいません。就労支援施設は少しずつ増えていますが、雇用関係を結ばないB型事業所がほとんどで、雇用契約を結び、経済的な自立も実現できるA型事業所は圧倒的に少ないということもあり、A型事業所に特化した施設を運営しようと思いました。
2013年9月に法人登記し、その年の11月に、大阪市淀川区で就労継続支援施設Ａ型事業所「就労支援センターハーテス」をスタートさせ、その翌年には2号店として「就労支援センターハーテスⅡ」をスタートさせました。地元の中小企業や、ハローワークの協力のおかげで、現在のところ定員は常に満員の状態で運営できています。作業内容としては、神社などにおさめるおみくじの製作や、タオルの梱包、チラシのポスティング等、多岐にわたっています。設立1年でまだ実績は少ないですが、今後も様々な専門家や支援者の協力のもと、大阪市内を中心に、地域に根差した障害者就労支援施設を作り上げていきたいと考えています。

障害者総合支援法に基づく、障害福祉サービス事業を行っています。
知的・精神・身体障害者の方と雇用関係を結び、施設内で軽作業を行っていただきます。作業を通して、将来は一般企業への就職できるよう支援していきます。
（作業の例）菓子の調理・販売、ポスティング業務、歯ブラシ加工業務、内職業務等　

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