［1］私たちの「デイサービスいい茶家」は、築140年の古民家を改築した、里山にひっそりとたたずむ
　　富山型デイサービス施設です。
［2］「心の病」が原因で一般の企業で働くことができなくなった清水崇宏（主人）に、障がい者も・
　　老人も・子どもたちも一緒に受け入れることができる「富山型デイサービス」だったら、周囲の人
　　に受け入れられてもらいながら働くことができるのではないかと、清水利恵（妻）が理事長とな
　　り、自然豊かな心癒される場所で、設立したNPO法人施設です。
［3］2006年精神障がい者が、同じ障がいをもった人をサポートする「ピアヘルパー事業」を開所、
　　日常生活の自立支援に向けての「障がい者」サポートを開始。
［4］今年で設立13年を迎え、「デイサービスいい茶家」と「ピアヘルパーステーションいいちゃS」
　　の運営で、ピアカウンセリング、障がい者就労など、精神障がい者へ自立支援を中心に活動して
　　います。

［1］デイサービスいい家
　「富山型デイサービス」と云われる、年齢や障がい者の有無にかかわらず、誰もが身近な地域でデイ
　　サービスを受け入れられるタイプの地域密着型通所介護施設です。家庭的な雰囲気の中、ひとり
　　一人が役割を持って暮らしていけるようお手伝いしています。
［2］ピアヘルパーステーション いいちゃS：
　「精神障がい者」であるホームヘルパーが、日常生活の自立支援に向けて同じ障がいを持った
　「障がい者」をサポートすることです。障がい者同士だからこそ気持ちがわかりあえ、障がい者に
　　とって就労の場にもなっています。
［3］ピアカウンセリング
　　自然豊かな処に立地している施設の環境を生かし、定期的にピアカウンセリングを行っています。
　　また、精神障がい者の地域生活移行・定着を支援する、富山県ピアフレンズ派遣事業に参加し、
　　講座場所を提供すると共に講師となったり、体験発表などにも参加しています。
［4］精神障害者社会適応訓練
　　障がい者の方が、一定期間協力事業所に通うことにより、集中力、対人能力、仕事に対する持久
　　力などを養うための訓練を行い、病気の再発防止と社会的な自立や社会復帰を進めることを目的
　　として、社会適応訓練事業に取り組んでいます。
［5］障がい者就労
　　障がいのある人が、その適性や能力に応じて「働くこと」は、自立した社会生活を営む上で、経済
　　基盤となるとともに、社会参加の促進や生きがいづくりにつながります。そのために、働く意思と
　　職業能力を持った障がいのある人のための、就労の場を提供支援してゆく取組を行っています。
［6］地域や社会への参画取り組み
　　精神障がい者を中心にしたメンバーでチンドンチーム「立山WAいいちゃ一座」を結成。「心の病」
　　を持ったことによる生きづらさをチンドンの笑いに変え、「心の病になったって人を元気にするこ
　　とはできるはず！」と呼びかけ、県内の障害福祉施設や、関連するイベントでチンドンを披露して
　　います。

精神障がい者は社会とつながることが出来ず、悩んでいる方が大勢います。私たちと一緒に、活動していく仲間を増やし、「心の病」になっても安心して、社会に参加できる環境を広めて行きたいです。

な し

無